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夜に差しかかる夕方……
綺麗な紫色の空をしていた
あ、いや……赤紫?かな、とっても綺麗な空、リア主の私もちょー好きな時間帯です←その情報は要らん
渚桜)いや〜綺麗だな〜
空を見上げそう呟くと後ろから走り寄ってくる音が聞こえた
渚桜)??(誰だ…?)
本部に近いとはいえ本部外だ、近づこうと思えば近づける…
身の危険を感じて回し蹴りの体制に入る
渚桜)(引き寄せて…引き寄せて……)
もう少しで私に触れるという距離で思いっきり後ろに振り向いて左足を思いっきり伸ばす
渚桜)っらぁ!
首に当てるとさすがにまずいので横腹辺りに足が当たるという所で蹴りを止められた
渚桜)やばっ
握られると思い後ろに下がると「おい」と、つい先程まで聞いていた声が聞こえた
渚桜)ヒュース!?
ヒュース)悪い、驚かしたな
渚桜)い、いやいや、せめて声を掛けてくれ……手、痛くないか?
ヒュース)いや…赤くなってるだけだ
渚桜)ちょ、それはそれで行けないよ!玉狛行こ!そっちの方が近いから!
手を引っ張って玉狛に連れて行こうとしたら手を引っ張られた
渚桜)ふぇ!?
ヒュース)待て、ただお前に蹴られに来た訳じゃない
渚桜)な、何?
ヒュース)…俺はお前が好きだ、お前の支えになりたい…いや、させてくれ
渚桜)……え?
ヒュースは私の手をするっ…と、絡め恋人繋ぎになった
渚桜)えーっと…それは…
ヒュース)こくはく?と言うやつだ
渚桜)…とりまるだな
ヒュース)あぁ、教えてもらった、簡単にだが
渚桜)わ、分かったよ…って言ってもなぁ……
私がどうするか考えていたら「渚桜〜」と、迅の声が聞こえた
渚桜)お、迅!
迅)繋がりっぱなしだぞ、渚桜
渚桜)あ、ごめんね〜笑ヤバい人かも…って思ったから繋がりっぱなしだったかも笑
迅)んでそのやばい人がヒュースか笑
渚桜)ごめんって〜!
私と迅が話し合っていたら後ろからギューッと抱き締められた
渚桜)ちょ、ヒュース……
ヒュース)…他の男に媚を売りすぎだ
ヒュースは嫉妬からか少し不満気な顔をしている
渚桜)え、あ…じ、迅助けて…
迅)…ヒュースが好きならいいよ大丈夫大丈夫
渚桜)ちょ、見捨てないで!?
迅)そうだ
迅は微笑んで一言
迅)ヒュース、渚桜をあまりいじめるな
と、少しさっき混じりの笑顔
渚桜)ちょ、聞いてたんだったらヒュースの告白の返事_迅)渚桜、無理に捻り出さなくてもいいんじゃないのか?
渚桜)…まぁ、それもそうか笑
笑って抱き着いているヒュースの頭を撫でる
渚桜)ね、迅玉狛が今大変だからさ玉狛行ってきてよ
迅)小南がなんかやったか〜?
渚桜)レイジが暴れてるって笑行ってらっしゃい
迅)マジか笑
迅が走って玉狛に向かった
渚桜)さて…ねぇ、ヒュース
ヒュース)??
向き直ってヒュースと目を合わせる
渚桜)…とりまるに色々教えてもらったんだったらキスわかるよね?
ヒュース)??あぁ
渚桜)キス、して?
ヒュース)き、す……しろ…?
渚桜)そう、やってくれないの?
ヒュース)いや、する
ヒュースは私をひょいっと抱え片腕だけで私を抱えている
渚桜)ちょ、こわ…
ヒュースに抱き着くともう片手で私の頬を撫でた
渚桜)あ、あの…
ヒュース)嫌なのか?しろと言ったのに?
渚桜)わ、分かったよ…ほら、して
目を瞑ると唇に柔らかいものが当たった
渚桜)い、いい?満足?
ヒュース)それは俺のセリフだ…
渚桜)あ、そっか
そっと下ろされるとヒュースがまた私の手を握った
ヒュース)…その、い、いやか…?他の奴らがいるから俺は要らないか?
渚桜)……そんなわけないじゃん、死ぬ最期まで私は愛されたい人よ笑
そっと抱き締めるとヒュースは嬉しそうな顔をした
渚桜)ほら、冷えちゃうから帰りな?私は部屋に戻るから
離れると少ししょぼんとした顔をした
渚桜)…本部に来たらいつでも私に会えるわよ笑休みで外にいる時は迅にどこいるか教えるから会いたくなったらおいで
ヒュース)……わかった…
渚桜)大丈夫だよ笑また本部においで
ヒュース)……おう
渚桜)それじゃ、帰るわね
ヒュース)…わかった
頬にそっとキスをして頭を撫でてから部屋に向かった