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天使様

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天使様

1 - 第1話

♥

810

2023年06月21日

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天使様

皆さんはこの都市伝説を知っているだろうか?

某SNSでこのハッシュタグをつけ願い事をつぶやくと願いを叶えてくれるらしい。そしかし、願い事に代償はつきもの。天使様に願いを叶えてもらった人は、、、、、






今日、あの『天使様』と会う。

未だに信じられない#天使様がついた自分の呟きを見ると確かにハートが押され、昨日話した内容も記されていた。内容は、、、

『承知しました。ではあなたの消えたいという願い事をお試しという形で進めさせて頂きます。あなたが消える、、、すなわち行方不明となる期間は明日からの3日間になります。明日の朝、駅に向かうあなたを私、天使が迎えに行きます。それではまたーー』

オレの願い事は消えること。俺は友達にも家族にも恵まれている。だからこそずっと申し訳なかった。こんな俺が生きてきてしまっていて。迷惑な俺の存在が、優しい彼らの負担になっているのはずっと分かっていた。離れなければならないのはわかっていた。でもーー

「そんなことも、、もう悩まなくていいんだ、、、もうみんなに迷惑がかかるとか考えなくてええんやな」

俺は学校に行く時はだいたい縛っている髪を解いた。俺という存在から俺を解き放つように。めんどくさくて切らずにいた髪が風に吹かれなびいていく。と、目の前に青い髪の男性が立っているのに気がついた。

「、、、、あなたが悠佑さんですね。お迎えに上がりました。」


俺はなびく髪を耳にかけながら頷き、『天使様』が出した手をそっと握った。意識が遠のいていくが、不思議と嫌な感じはしなかった。

(、、、、このまま、目を覚まさなければ、、、)

いつも寝る前に思うことが頭をよぎったがそれさえ考える余裕もなく、俺の意識はーーーーー






「、、、、、、さぁ、行こうか。」







つづく(ハートいっぱいあったらモチベになります)

この作品はいかがでしたか?

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