テラーノベル
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3話目
書き溜め頑張ろうと思ったけど、我慢出来ないので出すよーん!(՞ ᴗ ̫ ᴗ՞)🫰
𝕤𝕥𝕒𝕣𝕥ー
次の日_放課後
🍍視点__
あの時の、📢の言葉──
あれから、何度も何度も、頭の中でリピートされてる。
📢「……俺は、 俺は…🍍のこと、好きだったんだよ……!」
教室に響いた叫び声。
語気が強かった…多分怒っていたはずなのに、あの目は……すごく寂しそうだった。
最初は、少し怖いと思った。
でも、すぐに違うと気づいた。
怖かったのは、“知らなかった”こと。
あんなふうに、誰かが自分に感情をぶつけてくれたの、初めてで。
俺は昔から、誰とでも仲良くできるって言われてきた。
でも、本音なんて、どこにも置いてこなかった。
👑にも、🌸にも、🍵にも、🦈でさえも。
みんな、俺のことを「ノリが良く、優しい人」って思ってる。
でも、それって……本当の俺?
📢だけが、
そんな俺を、「ずっとムカついてた」って、本気で怒ってくれた。
──それが、なんか、嬉しかった。
🍍「……なんで、お前のこと考えてんだよ、俺」
放課後の屋上。
風が少し強くて、髪が揺れる。
心臓が、ずっと落ち着かない。
あれから、📢と話してないのに、
目で追ってる自分がいて。
ちょっと目が合うだけで、胸がドクンって鳴る。
変だ。
俺、こんな気持ち……知らない。
???「……🍍!」
振り返ると、そこに📢が立ってた。
いつもの無表情……のはずなのに、
今日は少しだけ、眉が下がってる気がした。
📢「探してた」
その一言が、どうしようもなく、胸に響いた。
🍍「え、俺? なんか用?」
📢「……昨日、悪かった」
少しうつむいた彼の声は、
あの日よりも、ずっと静かだった。
📢「怒鳴ったのは、後悔してないけど。 ……嫌われたくないとは思ってる」
その言葉に、心臓が跳ねた。
ズルいよ、そんな顔で、そんな声で言われたら──
意識するなって方が、無理だろ。
🍍「……嫌ってないよ。むしろ」
📢「むしろ?」
🍍「……むしろ、気になってる。 ずっと頭の中にいるんだ、お前が、…」
言った瞬間、また心臓が跳ねた。
沈黙が、少しだけ続いて。📢 がほんの少しだけ、顔をそらす。
📢「……そっか、」
それだけで、
その場の空気が一気に柔らかくなった気がした。
風が優しくなって、
気づけば、距離も少し近づいてた。
──もしかして、これが“好き”ってやつかもって、
初めて、思った。
数日後__教室
👑視点__
……あれ?
なんか、最近。
🍍ちゃんが、📢君といる時間が増えた気がする。
前は、俺の隣に座って、
どうでもいい話に適当に相槌を打ってたくせに。
気づいたら、🍍ちゃんと目を合わせて、
笑い合ってる。
📢君って笑うんだ、……🍍ちゃんにだけ……
…あれ、なんか寂しい……なんて
誰もいない屋上で、空を見上げて笑ってみた。
でも、喉の奥から出る声は震えてて、
どこか遠くから、自分の声が聞こえるみたいだった。
👑「俺、🍍ちゃんのこと……ずっと、好きだったのにな」
一番近くで、
誰よりも笑わせてきたのに。
👑「俺だけが知ってるって……思ってたのにな」
でも、違った。
🍍ちゃんは、もう俺を見ていない。
__もう、俺の入る隙なんて、どこにもない。
みんながいる教室で笑ってる時も、
どこか身体が冷たくて、
声だけが空回りしてる気がした。
🍍の視線の先にはもう俺は居ない……
あのとき、ちゃんと伝えられてたら。
何か、変わってたのかな。
「🍍ちゃん」
名前を呼んだだけで、胸がぎゅっとなる。
それでも、声に出さないと、何も変わらないってわかってるのに。
階段の踊り場で立ち止まったまま、
前を歩く🍍ちゃんの背中を見つめてる。
遠い。手を伸ばしても、届かない。
俺が🍍ちゃんのこと、好きになったのは、
いつからだったっけ。
気づいたら、目で追ってて。
気づいたら、声が聞きたくなってた。
でもその隣にいるのは、📢君。
最近の🍍ちゃんは、📢君といるときだけ、本当に楽しそうに笑う。
……なんで、俺じゃダメなんだよ
心の中で叫んだ言葉は、誰にも届かない。
もちろん、🍍ちゃんにも…
こんな気持ち、知られたくなかったのに。
バレないように、ずっと隠してきたのに。
それでも、顔に出てしまいそうで怖い。
🍍ちゃんが、📢君を見る目。
あれは、俺には向けられない光だ。
👑「……あーあ、俺、何してんやろ、」
屋上の風はやけに冷たくて、
思わず目を閉じたら、涙がこぼれそうになった。
誰にも気づかれずに泣くのは、
慣れてるはずだったのに。
🍵視点__
👑ちゃんが、笑ってる。
……でも、目が笑ってない。
それがわかるは、 俺くらいだと思ってる。
🍍ちゃんと📢ちゃんが、いい感じになってから、👑ちゃん の「無理な笑顔」が、どんどん増えてった。
俺は、それをただ、見てた。
見て、気づいて、でも何もできなくて。
怖かったんだ、👑ちゃんを壊すのが。
でも今日
瓶から想いがこぼれ落ちた__
🍵「……👑ちゃん」
声をかけた瞬間、
彼の背中がビクッと揺れた。
👑「な、なに!🍵っちー?どしたの?」
無理して笑うなよ。
そんな顔、見たくないよ。
🍵「……無理、してんの、わかるから」
言葉が、口から勝手に出た。
👑ちゃんが、固まる。
👑「……なんで」
🍵「好きだから、だよ」
沈黙。
ずっと言えなかった気持ちを、
今、この瞬間だけは、ぶつけたくなった。
🍵「……俺、ずっと👑ちゃんのこと、好きだった。🍍ちゃん ばっか見てる👑ちゃんのこと、 それでもずっと、好きで……でも、もう見てられないんだよ」
👑ちゃんの目が揺れる。
👑「🍵っちー……俺……」
言葉が、空中で止まる。
🍵「無理しないでいいよ。 泣きたいなら泣きなよ。 俺は、👑ちゃんの味方だからさ」
そっと、肩に触れる。
👑ちゃんの瞳から、ぽろっと、一粒。
それが全てを物語ってた。
長ぇよぉ〜、😭😭疲れた!
バイビー👋
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