ぺ ・ 天 → 「 」
ら ・ 猿 → 『』
ごちゃまぜパロです‼️
日本語がおかしくなってしまいましたがどうぞご覧下さい🙇♂️💦
……
「 はっはっ… 」
何分、いや何時間走り続けてるのだろうか?ずっとこの不気味な学校で無心で走り続けている。あいつに捕まらないように
「 はぁ…いって… 」
足が限界だ。太もも両足が痛い。肺も膨らみ続けていて上手く呼吸出来ない。喉も乾いていて頭がクラクラする。もう何もかもが限界だ。だけど俺はあいつから逃げ続けなきゃ行けない。
『 天乃〜…? 』
「 ひぃッ…、! 」
来た、あいつが来た。
さっきから違う人の名前を呼んでいる…俺は天乃という名前では無い。寧ろそれは俺が我々ださんの撮影になりきっていた人の名前だ。本当の俺の名前はぺいんと。ただのゲーム実況者なんだ。
だけどこの世界では
『 急に逃げるなんて、最低だな 』
俺はこの呪鬼の世界に迷い込んだ天乃絵斗激似の人だ。きっと猿山さんは、俺が天乃さんだと思っているのだろう。
「 何が最低だ…俺の事…殺すくせに… 」
『 それはどうかな〜?殺さないかもしれないよ? 』
かもってなんだかもって…。あの表情は本当か嘘かよく分からない。
大分前の話をしよう。俺がなぜこの世界に来たのかを。
『 あ、ぺいんとーそろゲームしない? 』
「 お!やろやろ〜! 」
今日の夜頃、俺はらっだぁという恋人とマイクラをする予定だった。それもオフで。久しぶりに2人っきりだしオフでゲームをするからすごく楽しみだった。その気持ちを背をいながらパソコンを起動させる。
「 あれ? 」
パソコンを起動させマイクラを開くとホーム画面で自分のスキンが見える。そのスキンがいつも俺が使っているスキンではなかった。
「 あれ?俺いつの間にこのスキンにしたかな…? 」
『 ぺんちゃ〜ん、準備できた…って、久しぶりに見たんだけどその、呪鬼のスキンw 』
そう、なぜか呪鬼のスキンにしていたのだ。俺の記憶上このスキンにした覚えは無い。一体いつなったのかすごく不思議だった。
「 いや俺、このスキンにしてな_ 」
その時だった。突然俺のパソコンが光り出したのだ。
『 えっ、何この光… 』
「 え!?ちょマジで何これ!? 」
俺は光に目がやられ自然と目を閉じる。目を閉じ数秒だった後に光が納まったらしく目を開く。
「 え…?は、?ここって… 」
目を開くとそこは、呪鬼の舞台で使ったあの不気味な学校だったのだ。これが全ての元凶の始まり。こんなの漫画やアニメの見すぎな人しか考えない。正直夢だと思った。だけどこれは現実だ。そう思わせるようなものが複数ある。
頬を抓っても痛い。自分でもわかる早まる鼓動と呼吸。脳もちゃんと働いている。そしてこの独特な匂い。きっと血の匂いだ。気分が悪くなりそうだ。そして遠くに見えるあの青い帽子の男。その人は俺に気がづいたのか手を振る。そしてエンダーパールでこっちに一瞬で来る。
『 あれ天乃じゃん!また来てくれたの? 』
そう笑顔で言う。とても不気味な笑顔で。俺は危険を感じすぐさまその場から逃げた。俺の大好きな彼に似ているがこの世界のあいつは全然いつも会っているあいつとは違う。振り向かずに一生懸命走り彼に捕まらないようにする。
『 …挨拶もなしで逃げるのか 』
そして、今にきたるという訳だ。
「 はっはっ…、ハハッ…猿山さんは俺らを殺すのが仕事なんでしょ… 」
焦りを隠すように俺は笑みを見せ彼を挑発する。立ち上がりいつでも逃げる準備をする。その際も彼から目を離さないように。
『 仕事…?ん〜、仕事って言ったら仕事なのかな?てか何その呼び方w 』
やっぱり、俺を殺す気じゃないか。
「 だったら、俺は逃げますよ…殺されたくないんでね…! 」
そういいばっと後ろを向き急いで距離を取ろうと必死に走る。
『 はい、ドーン 』
「 は? 」
俺の目の前に彼が突然現れた。きっとエンパで目の前に来たのだ。俺はそのままの勢いで彼にぶつかり彼を押し倒してしまう。
やばっ…!急いで離れないと…、!
俺は下敷きになっている彼にぎゅっと力強く抱かれる。どんなに必死に抗ってもその両手から逃げられることが出来ない。相手の方が力強いからだ。もう服は彼の着いていた血で汚れてしまった。
俺は怖くなりその場から動けなくなってしまう。いや、正しく言い換えると固まってしまったの方が正しいか。そんな俺を見た彼は上半身を起こし俺を抱きしめる。
『 ……お前よく見ると天乃じゃないな?見た目は似てるけど匂いが違う 』
じっと見つめていた彼が急にそんなことを言う。見た目は全て同じなのに分かるものなんだと驚きを隠せれない。
『 ん〜、でも見た目は天乃そっくりなんだよな〜…どうやったら同じになるかな… 』
そんなことをブツブツと言いながら彼は俺の事を見つめる。そして何か閃いたのかあっという顔をし急に鎌で自分の手を切る。
「 え、は…?何して… 」
戸惑っている俺を見ては彼はニコッと笑う。その後
『 俺の血が足りなかったからか〜 』
「 …、い、やぁ…! 」
大量にあった彼の血は俺の頬にベッタリと着く。その瞬間血の気が引いた感じがした。俺は全力で暴れた。普通に考えてこんなことをされて理性を保てるわけが無い。頭が狂いそうだ。だがそんなのは無意味と言わんばかりに彼の両手が邪魔してくる。
『 逃げようとしたら次はない 』
忠告をするかのように、俺の首に鎌を突きつけられる。俺は逃げることを諦め彼の思うがままに従うことにした。だけど、1つ気になることがあったので聞くことにした
「 …俺を逃がさないってなんで… 」
『 え?なんでって… 』
『 なんでだろうね… 』
間を開けたあと、またなんとも言えない笑をこちらに向けた。俺はそうですかとしか言えなくなりそのまま放心状態になってしまった。
『 あっ、 』
急に彼があっとなにかに気づいた声を出すものだから、俺も彼が向いている方向に顔をやる。するとそこには夢なんじゃないかと思うほど現実とは思えない光景があった。
「 あ…あぁ…、! 」
「 らっだぁ…! 」
『 ぺいんと…! 』
そう、そこには俺の本物の恋人の彼が居た。何故ここにいるのかはよく分からないが、きっと助けに来てくれたんだ。俺は嬉しさのあまりそこに飛びかかりたかった。だけど教師の方の彼がそれを許してはくれなかった。
『 助けに来たのかな…?俺… 』
『 ……なんだお前、偽物のくせに 』
『 偽物でも、このぺいんとって人取られてるじゃん… 』
ぎゅうと俺を抱き締めれば俺の顔に着いた血をペロッと舐めらっだぁに挑発する。らっだぁは、俺に操られた分際で舐めた態度するもんだな〜…と、いつもより声のトーンを低くし鋭い目で彼を見る。
『 おっ… 』
また、猿山さんがなにかに気がついた声を出すもんだから、今度は何かとチラッと当たりを見渡す。するとそこには
「 おい、猿山…あまりいじめるな… 」
「 …!天乃さ_ 」
『 天乃…! 』
そこには、天乃絵斗という俺が操っていた男がたっていた。俺があの人の名前を呼ぶ声よりも、猿山さんの呼ぶ声の方が大きくかき消されてしまった。あんなに暗い感じでダークなオーラを出していたのにこんなに声を出せるんだと目を大きくしてしまう。
『 天乃、やっぱり姿表してくれたんだ…嬉しい… 』
「 そりゃ、困ってる人が居るなら助けてやるのが刑事ってもんだろ… 」
そう言いながら天乃さんは、俺らのところにジリジリと近寄って来る。らっだぁもその後につき後ろから着いて来る。
「 さっ、その人を離してやってくれ 」
『 …は〜い 』
そう笑顔で言うと抱きついていた両手をぱっと開いてくれる。らっだぁがすぐさま俺の手を掴み自分の方へとよせ抱きしめる。
『 はぁ、良かった…大丈夫ぺいんと…? 』
優しい声。全て包まれて行くこの感じ。やっぱり、俺はこっちのらっだぁじゃないと落ち着くことが出来ないな。血だらけじゃないからってのも理由の一つなのかもしれないな。冗談だけど。
「 この人達返してくるから… 」
『 別にまだいいでしょ… 』
「 ダメ!今すぐ返すの! 」
『 はいはい… 』
話し合いが終わったのか、天乃さんがこちらへ向きじゃ、帰りますか!と笑顔で言う。俺について来てくださいと言うので俺らはちんまりとしながら天乃さんへ着いて行った。その少し後ろで猿山さんも着いてきていた。
「 さ、ここの神社を渡ったら元の世界へと戻れますよ! 」
「 ありがとうございます…! 」
『 …ほんとすみません… 』
「 そこは、感謝しろよ 」
何故らっだぁが謝ったのか意味がわからなすぎてつい突っ込んでしまった。今この場は感謝するところだろうが。
鳥居。ここの鳥居を通れば元の世界へと戻れるらしい。だが注意しなければいけないことがあった。必ず入る前の礼儀を忘れてはならない。二拍二例それを忘れてはならないらしい。らっだぁは、猿山さんが気に食わないのか早く帰ろうと強引に手を引っ張り二拍二例する。俺もその後にしっかりと二拍二例する。その後鳥居をくぐると段々と体が発光していく。きっと元の世界へ帰る準備でもしているのだろう。
「 あっ、あの…! 」
「 ん? 」
「 助けてくれてありがとうございます…! 」
「 全然大丈夫ですよ!気をつけて帰ってください! 」
そう、笑顔で言う彼に俺もつられて笑顔になってしまう。そして、天乃さんの後ろから、ひょこっと猿山さんが顔を出す。
『 じゃあな、早く帰れよ〜 』
そう、片手で手を振りながら笑顔で言う。今の笑顔はなんだか少し優しい感じがしたのは気の所為なのだろうか。
そんなことを考えているとふと思ってしまったことがあった。
天乃さんは、あんな人と一緒に居て大丈夫なのだろうか?もしかしたら、今もまだ逃げているんじゃ…
そう、考えてしまった。いや、まさかなそんな訳が無いと自分に言い聞かせてたが少し前の会話を思い出した。『 天乃…やっぱり姿表してくれたんだ…嬉しい… 』姿を表したってなんだ?今まで隠れていたような言い方じゃないか。俺はなんで、今このタイミングで分かってしまったのだろう。
「 天乃さん…!あの、こっちに…! 」
そう俺が手を伸ばすが、鳥居からは出られることが出来なかった。俺は見ることしか出来なかった。天乃さんの最後を。
「 俺は大丈夫ですよ、銃もありますしまた頑張ります 」
「 こういうのは、俺一人だけで充分なんですよ 」
悲しそうな笑顔で言う彼を、捕まえるかのように猿山さんが、天乃さんの手をぎゅっと握りしめ、顔を塞ぐ。
『 ……早く帰れ 』
『 猿山ッ… 』
俺達は猿山さんのあの、鋭い目を見届けた後ここに来る時みたいなあの、同じ光を浴びた。
『 ___と、_い_と 』
「 んん… 」
『 …、ぺいんと! 』
「 うぉ!? 」
彼に耳元なのに、大声で俺の名前を呼ぶものだからついびっくりし体が飛び跳ねてしまった。俺は彼にもうちょっと優しく起こせよなと叱ったが彼は満更でもなさそうにヘラヘラと笑う。
目が覚めると、俺達のゲーム部屋で、目の前にはマイクラが開かれているパソコンがあった。今スキンを確認したらいつものあの、パーカーのスキンになっていた。
『 現実世界に戻ってきたみたいだね 』
「 そう、だな… 」
はっきり覚えている。あの学校であったことを、ついさっきの事のように。きっと夢では無いのだろう。俺は天乃さんを救えることが出来なかったのが1番悔しかった。今天乃さんがどんな目にあっているのかは俺達には分からないが、らっだぁが考えても仕方ない、もうあそこには戻れないんだからと言う。そんな言葉を聞いた時はっと、思い出したことがあった。
「 お前、あの時謝ってたのって… 」
『 …… 』
『 うん、天乃さんが生贄になってあげるって… 』
やっぱり…やっぱりそうだったのか…。だからあの時彼はあの人に謝ったのか…。なんで、何で今この考えが思いついてしまうんだ。そんな自分が本当に1番情けない。俺も、ありがとうじゃなくて
言いたかったな…
「 そういえば、なんでお前もあっちに来れたの? 」
どうして彼もあの学校に行けたのかがよく分からなかった。入れたとしても俺と同時に入ってこれるだろう。なのに俺が学校で目を開けた時には彼は辺りにはいなかった。
『 いや普通に俺もあの光浴びたら学校にいたんだよ校庭のね 』
「 校庭…? 」
俺は最初は血だらけの廊下に居た。もしかしたら居た場所が違かったから脳が彼は来ていないと考えてしまったのかもしれない。
『 それに、俺が目開けた瞬間天乃さん居たから、色々事情を話してお前を助けに行けたんだよ 』
彼は運良く、天乃さんの傍に出たらしい。俺は猿山さんの傍に出た、そこにも色々と慣例があるのだろうか?彼の言った通り、もう考えるのは辞めた方がいいかもしれない、頭が回らなくなってしまうし、もうあそこに行けないとなるとあの時助けられなかった自分に嫌気が刺してしまう。
「 そっか、らっだぁも助けてくれてありがと 」
『 ううん、ぺんちゃんがピンチな時は駆けつけるのは当たり前のことだよ 』
優しい笑顔で言う彼。だけど、いうことはかっこいい。俺はこういうところに惚れてしまったのかもしれない。嗚呼、やっぱり大好きだな。
そんなことを思っていると急に彼が俺の頬を片手で撫でてきた。俺は胸をぎゅっとさせた。キスするんじゃないかと思ったからだ。俺はそれに応えるように目を瞑らせ静かに待っていたが
『 あの時の血綺麗に無くなってるね…、ほんとあれ見た時は真面目に猿山殺したくなっちゃった… 』
「 へ…、?いや、てかおま、怖すぎ…!?猿山さんみたいだったわ… 」
『 あいつと同じにするな 』
キスかと思えば、 血の話をするために確認したのか。はぁ、期待していた俺がバカみたいじゃないか。俺は恥ずかしくなり彼から顔を逸らした。
『 …?なんで顔背けるのさ… 』
「 別に、なんだっていいだろ!// 」
『 ん〜…あっ!へ〜、ぺんちゃん俺がキスすると思っちゃったのかな〜? 』
「 んなっ!?// 」
バレてたことに俺は一気に恥ずかしさが溢れ出てしまい顔が熱い。彼は、目閉じてたしね〜いやわかんなくてごめんね?とにまにましながら俺を煽るように謝る。ほんと最悪だ
『 ぺんちゃんこっち見て 』
「 ん…// 」
『 んもぉ〜、素直じゃないな〜w 』
そういい、彼は俺の唇に自分の唇を落とす。今回はまぁ、許してやろうと思いそのまま彼に身を任せた。その後俺らは、やるはずだったゲームをする事にした。
皆さんお久しぶりです〜‼️😭✨️
ほんと全然投稿出来ていなくてすみません…‼️💦
あの、忙しいとかじゃなくて
めちゃくちゃ遊んでました‼️楽しい夏休みでしたわ‼️😅👍✨️
これを持って、今度からは投稿率高めで頑張って生きたいと思います😔
ほんと、ご迷惑をおかけして申し訳ございますん🥲
今回の作品なんだかごちゃっとしてる感じがしたんですが🤔ぺんさんと猿山先生のコンビ見れたのでもう結果オーライです😁😁😁😁✨️✨️✨️✨️✨️✨️✨️
次見たいコンビと言ったら、ケイドロですかね…🤔💭それと、ミステリアスたっぷりの學幽譚作りたいですね🤔日本語めっちゃ難しくなりそうだけど💦
あれですよ?私の日本語がおかしいんじゃなくて、皆様の日本語力がないんですよきっと‼️💦💦私のせいじゃない‼️‼️💦💦
これ言っとけばなんとかなると思ったので言っときます😆👍✨️
それでは‼️また次回の作品で〜‼️👋
コメント
8件
最高過ぎる……( ゚∀゚):∵グハッ!! 呪鬼好きなので書いてもらえて嬉しいです!
ぇ?なんかもう、え?ちょっ、ほんとによすぎてもう、ヤバイ、語彙力奪われたかも めちゃくちゃ好きすぎます😭今、朝だけど多分今日一番感動(?)しました。(たぶんじゃなくて絶対)