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第十二章 「九人の日常と新たな依頼」
翌日─。
先生「今日の実技訓練は九人一組で行う。」
先生の一言に、教室がざわつく。
生徒「九人!?」
生徒「そんな大人数で?」
生徒「何かあるのか?」
生徒たちが顔を見合わせる。
一方。
※krさんとtrさんは一年の教室に来ています
pe「やった!」
peは目を輝かせた。
pe「みんなで組めますね!」
kr「確かに。」
krが静かに頷く。
kr「昨日の件もあるし、ちょうどいい。」
そのとき。
sn「peさん!」
snが元気よく駆け寄ってくる。
sn「今日は負けませんよ!」
pe「何が!?」
sn「訓練です!」
pe「まだ始まってないじゃん!」
sn「気合いです!」
pe「それは分かるけど!」
二人のやり取りを見て、trが笑う。
tr「朝から元気だなぁ。」
kr「tr、お前もだろ。」
krが小さくため息をつく。
tr「俺?」
kr「さっき校庭十周してきたって言ってた。」
tr「ウォーミングアップっす!」
kr「十分すぎるだろ」
その頃。
※二年のrdのクラスです
kyo「rd。」
rd「ん?」
kyoが椅子に座ったまま話しかける。
kyo「昨日から難しい顔しとるけど、大丈夫なんか?」
rd「…考え事。」
kyo「krさんのことか?」
rd「ああ。」
その隣ではmdがパンを食べている。
md「オイシイ。」
kyo「md、お前それ三個目やぞ。」
md「マダ…イケル。」
kyo「どこに入っとるねん。」
ruが笑う。
ru「食べられるうちに食べとけ。」
すると。
cn「…。」
cnが静かに立ち上がった。
rd「どうした?」
rdが尋ねる。
cn「…来る」
rd「何が?」
cn「騒がしい奴ら」
ガラッ!!
教室の扉が勢いよく開いた。
pe「先輩ーー!!」
sn「おはようございます!」
peとsnだった。
kyo「また来たんか。」
kyoが苦笑する。
sn「来ちゃいました!」
pe「授業始まる前なのでセーフ!」
kyo「どこがや。」
その後ろから、
kr「朝から元気だな。」
tr「俺も来ました!」
一気に教室が賑やかになる。
rd「…w」
rdは思わず笑ってしまった。
pe「先輩?」
peが首を傾げる。
rd「…いや。」
rdは小さく首を振る。
rd「なんでもない。」
sn「笑いましたね!」
tr「笑った!」
kr「レアだな。」
rd「…お前ら。」
顔を赤くするrd。
教室中から笑いが起こった。
午前の実技訓練。
九人は広大な演習場へ集められた。
先生が言う。
先生「今日は連携訓練だ。」
先生「九人で一つの魔導結界を突破してもらう。」
目の前には巨大な半透明の結界。
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pe「これを壊すんですか?」
peが聞く。
先生「いや。」
先生は首を振る。
先生「壊したら失格。」
pe「え?」
先生「協力して解除する。」
pe「なるほど。」
rdが前へ出る。
rd「役割を決めよう。」
するとkyoが笑う。
kyo「リーダーはお前やな。」
ru「異論なし。」
ruが頷く。
cn「俺も」
pe「賛成です!」
sn「僕もです!」
tr「俺もっす!」
自然と全員が頷いた。
rd「…分かった。」
rdは結界を見る。
rd「前衛は俺、kr、ru、tr。」
kr「了解。」
ru「任せろ」
tr「はい!」
rd「中衛はkyoとcn。」
kyo「よっしゃ!」
cn「了解」
rd「後衛はpe、snくん、md。」
pe「はい!」
sn「任せてください!」
md「ワカッタ!」
rd「行くぞ!」
九人が一斉に走り出す。
pe「《ライト・リンク》!」
peの光が仲間全員を包む。
sn「《サイコ・サーチ》!」
snが魔力の流れを探る。
sn「右です!」
kyo「任せろ!」
kyoの雷が魔法陣を一つ破壊する。
kyo「今だ!」
kr「《ウォーター・エッジ》!」
krの水刃が結界の一部を切り裂く。
md「《グランド・ウォール》」
mdが土で足場を作る。
ru「助かる!」
ruが高く跳ぶ。
ru「《フレイム・ランス》!」
炎をまとった槍が結界の核を貫く。
tr「まだ終わらん!」
trが拳を振り上げる。
tr「うおおおお!!」
ドゴォォォン!!
最後にrdが剣を振るった。
rd「《蒼刃》!」
青い風の斬撃が結界全体を駆け抜ける。
─パリン。
巨大な結界は静かに砕け散った。
先生「成功!」
先生が頷く。
先生「初挑戦でこの連携…見事だ。」
九人は顔を見合わせる。
pe「やりましたね!」
sn「勝った!」
tr「腹減った!」
sn「trさん、そればっかりですね!」
笑い声が演習場に響いた。
しかし、その日の夕方。
学園長室。
学園長は一通の封筒を静かに机へ置いた。
封筒には黒い羽の紋章。
そして一枚の紙。
『封印の欠片を返せ。さもなくば─三日後、王都フェルグランを滅ぼす。』
学園長は静かに目を閉じる。
学園長「…ついに来たか。」
窓の外では、夕焼けに染まる学園が静かに佇んでいた。
だが、その平和は─
あと三日で終わるかもしれなかった。
─第13章「王都への招集」へ続く。
ちなみに…
pe&snは一年で同じクラス
rd&md&kyo&ru&cnは二年で同じクラス
krは二年でrdたちとは別クラス
trは三年
こんな感じです!ただ他のクラスに遊びにいってるときが多いですが…!