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#夢小説
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※作者の影響で方言が混じっています。
『ヒメちゃんはちょっと食べ過ぎっしょー』
『うっ、うるさい…!』
昼休みの賑やかな教室。いつものようにニヤニヤしながら距離を詰めてくる羽鳥に、姫子は恥ずかしさを隠すように声を荒げた。羽鳥は誰にでもフレンドリーだが、姫子のことだけは「ヒメちゃん」と可愛いあだ名で呼び、よくこうして意地悪くからかってくる。チャラチャラした余裕のある態度。それが羽鳥のいつもの『仮面』だった。しかし、その日の夕方。花火大会のせいで身動きが取れないほどの大混雑となった駅前で、二人の距離感は強制的に狂わされることになる。
ドッッ…
『うおっ…!』
『羽鳥…?!』
『ッ…。ごめんな、ヒメちゃん……。大丈夫が?』
いつもなら軽口を叩くはずの羽鳥の声が、驚くほど低かった。顔を見ると、合奏のときに前を向く、あの「チャラくない」真剣な目つきをしている。
だが、真面目な顔を作っている羽鳥の脳内は、完全にキャパシティの限界を迎えていた。
『(羽鳥…、心臓の音早い…)』
『(心臓の音聞こえてねえーよな…?!)』
コメント
1件
ああ、これはいい…!普段はチャラついた仮面をかぶってる羽鳥が、ヒメちゃんにだけ見せる「素」のギャップがもうたまらない。混雑で強制的に引き寄せられた距離と、心臓の音がバレてるんじゃないかって内心パニックになってる描写、すごく効いてる。伏線として「仮面」と「真剣な目」を対比させておいて、あのラストの「心臓!!」で全部持っていかれた。続き、読みたいです。