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今日、私┈┈┈霧雨魔理沙は余命宣告を受けた。あと1ヶ月。それが私に残された時間だった。


これまでの経緯を簡単に説明しておこうと思う。実は、かなり前から、体調を崩すことが増えていた。だが、その時期は大掛かりな異変が重なっていたこともあり、あまり気にしていなかった。本格的に体を壊すようになったのはつい最近のことだ。そしてつい先日のことが発端となり、私は病院に行ったのだ。先日、私は博麗神社へ行った。いつも通り勝手に上がり込み、部屋の中で待っていると、何の前触れもなく、頭の芯から響くような頭痛と、酷い胸の痛みを感じた。耳の後に心臓があるんじゃないかと思うほど、私の脈が大きく聞こえた。次第に強くなってくる痛みに耐えられず、私は机ごと地面に倒れ込んだ。その反動で湯呑みが落ち、豪快な音を立てて割れたのは不幸中の幸いというべきだろう。その音を聞いた霊夢が、何事かと私のいる部屋へ来た。

「魔理沙〜?開けるわよー?」

返事を待たずして彼女は襖を開けた。

彼女の目には胸を押さえて倒れ込んでいる私がどう映ったのだろうか。

「え、ま、魔理沙!?何があったのよ!?」

声だけで彼女が驚いているのが分かった。

…その後の記憶は曖昧だった。

気がついたら私は真っ白なベッドの上に横たわっていた。

「…目が覚めたのね。」

この声は永琳だろう。ということはここは永遠亭か、と私は理解する。

「貴方に…話さなければならない事があるの。今、伝えても大丈夫かしら?」

静寂に包まれた小綺麗な部屋に、永琳の重い表情。なんとなくやばい事があるということを私は察した。

「あぁ。構わないぜ。」

永琳は深く息を吸い込み灰色の瞳でこちらを

まっすぐと見つめ、絞り出すように言った。


貴方はあと1ヶ月しか生きられない┈┈┈┈




どうやら永琳は、私を気遣って私以外の誰にも┈┈勿論霊夢にもこの事を告げていないらしい。

「霊夢を納得させるのは大変だったわ。私が専用の薬を出すから大丈夫だ、って言ったら渋々納得してくれたけどね。」

そう永琳は話す。

彼女の性格上、その場面を想像することは難しいことではない。永琳も苦労したのだろう。

「ありがとな。永琳。」

そう私が笑顔で言うと、永琳は淋しそうに笑った。何か言いたげな表情をしているように感じたが、気付かないふりをした。

霧雨魔理沙は普通の人間でした。

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