この作品はいかがでしたか?
98
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一応マッシュルの最終話後の話になるので、息を吸うようにネタバレが飛んできます。
マッ腐ルのタグは使ってはいるけど、要素全然ない期待してた人注意!
個人的にはSSとして書いてるんで、1話1話が短くなる…はずです。(自信無し)
私の妄想250%を書く予定ですので、皆さんの地雷にヒップドロップカマしてしまったら…いや、すみませんマジで…。
てか、唐突に思ったんですけど、フルハーネスって良いですよね。(クソ関係ない)
なんか、エロく見えません?(変態)
無邪気な淵源《イノセント・ゼロ》との激しい戦が終わり。マッシュ・バーンデッドが神覚者に選ばれたことで魔法不全者の偏見と差別はなくなっていき、魔法界に平和が訪れて…とはいかなかった。無邪気な淵源が悪の頂点という座から降りたことで次の時代は我こそが!という族が次々と出てきたのだ、当然のように魔法局は大忙し、そしてイーストン魔法学校では、三年の卒業が控えているということもあり、学校内は荒れていた。
「マッシュ君っ!早く起きてっ!早くーっ!」
アドラ寮の302号室では、マッシュ・バーンデッドと同じ部屋の同居人であるフィン・エイムズが、目を開けたまま寝ているマッシュを起こそうと先程から揺さぶっている。
「マッシュ君ーっ!!」
どうしよう。全然起きない…起きてよォお願いだよォマッシュ君!前回の遅刻では指導担当の先生の顔がヤバい顔になっていた。どう表現したらいいかな、しいて云うなら般若かモアイ像だ。
いつもならシュークリームを使ってマッシュを起こすのだが、昨日の課題がなかなか終わらずそのまま、シュークリームを作るのを忘れて2人共寝てしまったのだ。
「うわーっ!マッシュ君っ!起きてっ!あと3分で遅刻だよっ!」
何度も揺さぶっても、マッシュは起きる気配がない。
「まっ、マッシュ君っ早く起きないと限定シュークリームが売り切れちゃうよっ!!」
こんな発言で起きるわけないとは思いつつ、念の為に言ってみたが…これで起きるかどうか…。
「ふがっ、げ…限定シュークリーム…?」
「いや、起きるんかいっ?! って、そんな場合じゃないよ!あと2分で遅刻だよっ!」
「大丈夫だよ。フィン君」「いや、何がっ!?」
「昨日ね…」
そう言うとマッシュは鞄を持って来た。
「こうなることを見越して、先に準備しておいたんだよ」
マッシュはとても誇らしげな表情で鞄の中身をフィンに見せつけた。
「わぁ、凄いよマッシュ君!成長したんだね…って違うよっ!だったら、早く行こうよ!あと1分だよーっ!」
マッシュとのやり取りで数秒経ってしまい、遅刻まで残り僅かになってしまった。
「大丈夫だよ。フィン君」「えっ!?」
「昨日…」
なんだか、とても嫌な予感が…
「こうなることを見越して、教室に繋がる直通通路を掘っておいたんだ。 」
マッシュがカーペットをめくると大きめの穴が空いていた。
「いや、どういうことーっ!!???」
フィン・エイムズが目を覚ますと、まだ外は暗いようなので日は登っていないことがわかる。
「さ、さっきのは夢…?」
辺りを見渡していると、マッシュが起きてきた
「フィン君…?どうしたの?こんな遅くに…」
「あぁ…ごめんマッシュ君、起こしちゃった?」
マッシュがムクリと起き上がり、目を擦っていたので少し罪悪感が残る
「いや、フィン君のせいじゃないよ。僕が起きたのは…」
マッシュはベッドから降り、カーペットをめくった
「明日、寝坊するかもだから教室に繋がる直通通路を掘ろうかなって」
夜中にアドラ寮でフィンの声が響いたことにより翌日は監督生である。レイン・エイムズに注意をというか、注意されたのはマッシュの方であってフィンに関しては最近の困っていることを質問されたり甘やかされただけであった。
その後何故かマッシュ君と兄さまの戦いが始まったんだけど…なんで???
コメント
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僕の心は汚れています…(←穴掘りを夜の営み()のことかと思った人)