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絶対辰哉
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#岩本照
絶対辰哉
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期限まで、あと一日。
日曜日の朝。
窓から差し込む光で目が覚める。
リビングへ行くと、照がいつものように朝食を作っていた。
💜「おはよう」
💛「おはよう」
変わらない朝。
でも、明日には終わる。
その事実だけが重くのしかかる。
────────
昼過ぎ。
ピンポーン。
インターホンが鳴る。
💜「俺出る」
玄関を開けると、宅配便だった。
荷物を受け取ってリビングへ戻る。
💜「照宛て」
💛「ありがと」
箱を開けると、中には仕事で使う資料だった。
💜「仕事?」
💛「明日までに少し見なきゃいけなくて」
💜「……明日か」
その一言に、照の手が止まる。
“明日”
仕事の締め切りじゃない。
約束の日。
二人とも分かっていた。
────────
夕方。
照は資料を閉じて立ち上がる。
💛「ちょっと散歩行く」
💜「俺も行く」
照は少し驚いて笑う。
💛「即答だな」
💜「一人でいたくない」
その言葉に、照は何も言わず頷いた。
────────
川沿い。
夕焼けが水面を赤く染める。
二人はゆっくり歩く。
💜「半年ってさ」
💛「うん」
💜「最初は長いと思った」
💛「俺も」
💜「でも」
💜「足りなかった」
照は立ち止まる。
その言葉が胸に刺さる。
💛「辰哉」
💜「ん?」
💛「俺も」
💛「全然足りなかった」
辰哉は笑う。
でも、その目は少し潤んでいた。
💜「なんでだろうね」
💛「……」
💜「最初は早く終われって思ってたのに」
💛「ああ」
また歩き出す。
肩と肩が自然に触れる。
どちらも離れない。
────────
帰宅後。
夜。
ソファで並んで座る。
時計の針は十一時五十分。
あと十分で約束の日になる。
💜「眠くない」
💛「俺も」
沈黙。
時計の秒針だけが響く。
カチ。
カチ。
カチ。
そして。
日付が変わる。
00:00
約束の日。
二人は同時に時計を見た。
💜「来ちゃったね」
💛「……ああ」
照はゆっくり息を吐く。
そして辰哉の方へ向き直る。
💛「辰哉」
💜「ん?」
照は真っ直ぐ辰哉を見る。
逃げないように。
もう、ごまかさないように。
💛「今日」
💛「ちゃんと話そう」
辰哉も静かに頷いた。
💜「うん」
もう逃げない。
半年の答えを。
そして、自分の気持ちを。
二人はようやく伝える覚悟を決めた。
コメント
1件
**美月ゆめか🌸** わあああもう明日が期限日なの?!😭💔 川沿いの散歩で「足りなかった」って言う二人、グッと来すぎて涙腺崩壊しかけた… 沈黙と秒針の音だけで伝わる緊張感がやばい。でも最後に照が「ちゃんと話そう」って覚悟決めてくれて、やっと本音が聞けるかもって思えたのが救いすぎる!次回絶対読むからね🔥✨