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※続きです
グロテスクな表現があるかもです。
それでもよければどうぞ。
M「ッ…(薬が効かない…なぜ…)」
S「め、右手くん…?大丈夫…?💦」
M「え、えぇ…大丈夫ですよ」
Y「…兄貴、先に帰った方がいいんじゃねぇか?」
兄貴が無理をしているのがわかっていた。
千トも心配そうな顔をしている。
M「それは出来ません、私自身が許しませんし…」
S「で、でもっ…!💦」
M「……それにあなた方二人では事件の解決が遅くなるでしょう?」
微笑んだ兄貴の顔を見て俺は苦しくなった。
M「千ト、早く私に指示を、早めに事件を終わらせたいのでしょう?」
S「……じゃあ、右手くんにお願いがある…」
M「ふむ…わかりました。左手は千トと一緒に聞き込みを、何かあったら連絡ください」
Y「待て、兄貴っ…!」
俺の言葉を気にすることなく、兄貴は走っていってしまった。
Y「…(兄貴おせーな…)」
S「め、右手くん大丈夫かな…」
Y「まぁ、兄貴なら大丈夫だr…」
そのとき、部屋の外から悲鳴が聞こえた。
S Y「!?」
M「ちっ…(やっぱ起こっちまったか…)千ト、行くぞ」
S「う、うん…!💦」
Mob「う、うわぁぁぁっ!!」
M「その顔…面白いですね…目玉でもくり抜きましょうか…」
S Y「兄貴!\右手くん!」
M「…(邪魔が入った…)」
Mob「あ、あんたらの仲間か…?」
相手は切り傷を負っていた。
Y「お前は千トと一緒に外に逃げろ、この事くれぐれも口外はするなよ…?」
Mob「ひっ…(こいつ…なんなんだ…)」
S「わ、わかった…!あ、あの出口って…」
Mob「…こ、こっちだ…」
Y「さてーっと〜…」
俺は目の前に来てたナイフをギリギリ交わした。
Y「おっと、」
顔にかすって傷口から血が出ていたが、よくあることだ。
M「…」
また兄貴はナイフで俺を✖︎そうとしてきたので、
Y「さっきから卑怯なやり方ばっか…もっと真正面から来いよ〜」
M「……ろす。」
Y「あぁん?何言ってるか聞こえねe…」
兄貴が視界から消えた。
次の瞬間、俺の下腹部あたりに痛みが走った。
Y「ぐあっ…!」
兄貴の刺したナイフは俺の下腹部を貫通していた。
俺はその場にうずくまってしまった。
床に自分の血がこぼれ落ち、血の気が引いていくことがわかった。
そのときも兄貴は何かをぶつぶつ言っていたが、はっきりとは聞こえなかった。
Y「…(くそ…どうすれば…)」
M「…ははっ、惨めですね…貴方の命…貰いますね…?」
ナイフを持ち、不気味な顔で笑う兄貴を俺は目で見ることしかできなかった。
もうだめだ、そう思ったら、
S「右手くん!やっちゃだめだ!!」
部屋に千トの声が響き渡った。
兄貴が一瞬気を油断したのを俺は見逃さなかった。
俺は兄貴の体に薬を打ち込んだ。
その場に兄貴は倒れ込んだ。
Y「せ、千ト…どうしてここに…」
S「左手くんが遅かったからだよ…!怪我してるじゃん…!」
下腹部から今も血が出ているのを俺は隠した。
千トに心配をかけたくなかったからだ。
Y「…とりあえず…兄貴を…家に送るぞ…」
激しい痛みが続いてたが、無理矢理に笑顔を作り、家に帰った。
S「ぼ、僕も手伝うよ…!」
Y「あぁ…悪いな…」
左手くんは、嘘を着くのが下手だ。
さっき、僕に心配をかけたくなくて隠したんだろうけど
下腹部から血が流れ出ているのが見えた。
秘密があるのは知ってたけど、もう限界だ。
S「…(この二人の心は読まないって決めたけど…)」
ーごめんね、左手くん 右手くん。
ここまで見てくださり、ありがとうございました。
ノベルって意外に難しい…。
では、また次の物語でお会いしましょう。