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6月の夢路
7人はそれぞれの胸に、小さな波紋を感じていた。
それは確かな絆の中にも、揺らぎが生まれている証拠だった。
nakamuは日々の元気さとは裏腹に、ふとした瞬間に孤独を感じていた。
「自分はみんなを引っ張っていけているのか?」
そんな疑問が頭をよぎる。
broooockは優しい性格ゆえに、自分の感情を押し殺しがちだった。
「本当は不安なのに、それを見せてはいけないと思っている」
シャークんはゲーム好きで自分の世界を持っているが、仲間の前で心を開くことが難しかった。
「本音を言えたら、もっと楽になるのに」
きんときは歌が好きで明るく振る舞うが、実は自分の居場所を探していた。
「みんなの中で、本当に必要とされているのか?」
スマイルは哲学好きで冷静だが、感情の整理に時間がかかる。
「答えのない問いに押しつぶされそうになることもある」
きりやんは頭が良くてリーダー的存在だが、責任感に押しつぶされそうだった。
「皆を守るために、完璧でなければならないのか?」
そしてAkiraは、明るく元気だが、心の奥で孤独と戦っていた。
「みんなを元気づけているけど、本当は自分も誰かに支えられたい」
7人はそれぞれの思いを胸に秘めながらも、顔には決意が浮かんでいた。
「これが俺たちの試練なら、必ず乗り越えてみせる」
互いに背中を押し合い、励まし合いながら、7人はまた一歩を踏み出した。
つづく
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