テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
???「あんた車の免許取ったんでしょ?」???「え!そうなんすか?」
???「いつの間に……」
???「すごいじゃん!兎白くん!」
???「そういえば桃時には話していたな」
ここは、生徒会室。「雨花」、「橙」、「桃時」、「瑠璃人」は「兎白」が車の免許を取ったことについて話していた。
兎白「バイトをして教習代を払って免許を取ったんだ」
瑠璃人「倍人?」
橙「それは誰ですか……」
桃時「あんたらしいわね。アタシなんて親に出してもらう気満々よ?」
雨花「桃時ちゃんも車の免許と取りたいの?」
桃時「もちろんよ。卒業したら兎白とは遠距離恋愛になるかもしれないし、いつでも会えるように車の免許は取らないとね」
橙「相変わらずラブラブですね」
瑠璃人「良いなぁ〜オレも車の免許取りてぇ〜」
桃時「あんたは何で取りたいの?」
瑠璃人「だって遠くまで走って気分転換とかできるじゃん?だから車の免許欲しいなぁ〜」
兎白「じゃあ走るか?車で」
瑠璃人「え?」
兎白「父さんの車を借りてみんなで行かないか?少し遠くまで夜の散歩に」
瑠璃人「えぇぇぇ!!マジっすか?」
桃時「あんたが良いなら良いわよ。行きましょ」
橙「兎白さんのお父様のお車ってことは……あのめちゃくちゃでっかい白い車……」
雨花「何だか申し訳ないなぁ」
兎白「お前たちなら父さんも許してくれるだろう。よくお前たちの話や紅緒たちの話をする時、「良い友達だな」って言ってくれてるからな」
瑠璃人「オレいつも召使いに運転してもらってるから先輩に運転してもらうの新鮮だな〜」
桃時「あんたもあんたでレベルが違うわね……」
兎白「じゃあ早速父さんに聴いてみるよ」
桃時「車は絶対汚したりしないようにしないと」
橙「もちろんです!」
雨花「まだ許可出てないから何とも言えないけど、行けたら良いね」
瑠璃人「……あの、兎白さん」
兎白「ん?何だ?」
瑠璃人「あと四人誘っても良いですか?図々しいのは承知なんですけど……」
兎白「分かった。そのことも聴いてみる。」
瑠璃人「!、ありがとうございます!」
その後、兎白の父親から許可が出て、雨花たちはドライブに行くことになった。
◾︎◽︎◾︎◽︎◾︎◽︎◾︎◽︎◾︎◽︎◾︎◽︎◾︎◽︎◾︎◽︎◾︎◽︎◾︎◽︎◾︎◽︎◾︎◽︎◾︎◽︎◾︎◽︎◾︎◽︎◾︎◽︎◾︎
???「私たちまでご一緒しても良いんでしょうか?」
???「こんな大人数で車乗るの初めて」
???「立派な車だなぁ……」
???「写真撮ろ」
桃時「あんたたちだったのね。瑠璃人が言ってた四人って」
雨花、橙、桃時、兎白、瑠璃人の他に、「紅緒」、「海音」、「小春」、「茜」が集合していた。
???「みんな気を付けて行ってきてね」
???「兎白。安全運転を重視しろよ」
兎白の両親、「虎月」、「龍雪」も雨花たちをみ送っていた。
兎白「あぁ、もちろん」
雨花「ドライブを許して下さりありがとうございます」
橙「絶対汚したり傷つけたりしないので!」
桃時「感謝してます」
瑠璃人「どうもっす!」
紅緒「この度は本当にありがとうございます!」
小春「わざわざお車を貸して頂いて本当に嬉しいです!」
海音「ありがとうございます」
茜「あんがとでーす☆」
虎月「あらあら。皆さん。そんな固くならなくても大丈夫よ。行ってらっしゃい」
龍雪「君たちが無傷で帰ってくるのが一番だ。みんな楽しんできてくれ」
兎白「じゃあ行くか」
雨花たちは車に乗りこみ、ドライブを始めた。
【続く】