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夕方、貴方は汗だくで家に帰ってきました。
やっとお風呂で綺麗にできる、そう思い鼻歌混じりに脱衣所に入ろうとしました。
戸を開けると、そこにはパンツだけ身につけている隈取が…
隈取「…あ?」
貴方が入ってきたことに気づいた隈取は、振り返って固まっている貴方を見ました。
「ごめんなさい!」そう言って出て行こうとする貴方の手を捕まえて、隈取は言いました。
隈取「待て、俺は別に怒ってねぇよ」
「だ、だって…」隈取と目を合わせないようにしていますが、貴方は耳まで真っ赤です。
隈取「俺はもう上がったんだ、入ってもいい」
隈取は下着一枚で着替えを持ち、シャツを着ながらリビングへ行ってしまいました。
お風呂を済ませて髪をタオルで拭きながらリビングへ行くと、隈取は腕立て伏せをしていました。
隈取「…フン!…フン!」
「お風呂…上がりました」と貴方が言うと、隈取はそのまま返事をします。
隈取「そう、か!…もう、少し、筋トレ!させて、くれ!」
貴方は隈取の邪魔をしないよう、髪を乾かすためにドライヤーを取りに行きました。
隈取「…ったく、裸くらいいつも見てんだろ 」
立ち上がり、汗をシャツで拭う隈取。
しかし、彼が筋トレをしていたのは、頭の中のモヤモヤした気分を紛らわしたかったことは、本人さえよくわかっていなかったそうです。