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MIの部屋
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#いわふか
雪月❄️
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めかぶぷりん
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居酒屋でのあの怒涛のガチ相談と、先輩たちの二大爆弾発言から一夜明けた、テレビ局の楽屋。
目黒は朝から、自分の座っているパイプ椅子の上で、完全に体が石のように固まっていた。
理由は、昨夜の居酒屋でのアドバイスが頭の中でリピート再生され、目の前でいつも通り元気にカメラを構えている向井康二を、どうしようもないほど「一人の男」として意識してしまっているからだ。
黒(ダメだ、康二の顔、真っ直ぐ見られねぇ……。見たら多分、余裕がなくなって、全部顔に出る……)
必死にポーカーフェイスを保とうとした結果、目黒は康二が近づいてくるたびに、無表情のままスッと視線を逸らすという、最悪の拒絶行動をとってしまっていた。
そんな目黒の異変に、康二の繊細な心が気づかないわけがなかった。
橙「なぁなぁめめ! この前撮った写真、めっちゃええ感じに現像できたんやけど、見る?」
康二がいつものように「目黒大好きオーラ」を全身からダダ漏れにさせながら、現像された写真を手に、目黒の隣へピトッとしがみつくように距離を詰めてきた。
触れ合った肩から伝わる康二の体温に、目黒の心臓がドクンと嫌な音を立てる。
意識しすぎた目黒は、限界まで表情筋を固くして、冷たく言い放ってしまった。
黒「……あぁ、ごめん。今ちょっと、スマホ見てるから後で」
橙「え、あ……おん、分かった。ごめんなぁ、邪魔して……」
目黒の氷のように冷たい声と、一切合わない視線。
康二の顔から一瞬でいつもの太陽のような笑顔が消え、耳が、今度はシュンと悲しげに下がった。
橙(……オレ、めめに嫌われてもうたんかな。最近くっつきすぎて、うっとうしかったんやろか)
康二の分かりやすすぎる落ち込みっぷりは、楽屋中に筒抜けだった。
そんな二人を、ソファーの端からハラハラしながら見つめている「事情を知る3人」がいた。
緑(ちょっとめめ! ポーカーフェイスの方向性が完全に間違ってるってば! 康二が泣きそうじゃん!)
阿部が脳内で大パニックを起こし、隣にいた岩本も
黄(あいつ、意識しすぎで逆にフリーズしてやがる……不器用すぎんだろ)
と頭を抱え、宮舘は
赤(恋のポーカーフェイスを維持するのは、まだ早すぎたようだね)
と静かにコーヒーをすすっている。
緑「康二〜、その写真僕に見せてよ!」
空気を変えるように阿部が優しく声をかけると、康二は力なく微笑み、目黒から逃げるように離れていってしまった。
離れていく康二の背中を見つめながら、目黒は心の中で絶望していた。
黒(違う、康二……避けたんじゃない。避けたいわけないじゃん。……ただ、これ以上近くにいたら、俺、お前のこと…っ)
目黒が完璧に隠せている(つもり)の熱すぎる独占欲と、康二の「嫌われた」という大いなる勘違い。
お互いに相手の気持ちに1ミリも気づかないまま、めめこじのじれったすぎる両片思いは、最悪の形ですれ違い始めていた。
コメント
3件
いやもう、めめのポーカーフェイスが完全に逆効果になってて、読んでて胸がぎゅっとなりました……「避けたんじゃない」って心の中では叫んでるのに、態度が冷たく見えちゃうもどかしさ。康二の耳がシュンと下がる描写、可愛いけど切なすぎる。阿部さんたち事情知ってる3人がハラハラ見守ってるの、めちゃくちゃツボです。次どうなるか気になる!