ラヴさん!ラヴさん!頑張れ☆(??)
_______________________________________
ラヴside
ラヴ「…っざけるな…」
スフェ「あ〜ごめん、聞こえなかったァ〜」
ラヴ「どの面でそんなこと…」
スフェ「この面だよ。嘘吐きの面。」
汰異怪「…と言って最近は正直者のくせに。」
スフェ「いや違う。決して違うよ?(((」
芽詩「ラヴ、分かる?」
ラヴ「こんな死に損ない…」
芽詩「…あのさ。」
芽詩「自分を否定して何になるの?」
芽詩「ラヴは死に損ないなんかじゃないんだよ。」
芽詩「…なんだろ。どうして亡霊になれたかは私にも分かんないよ。」
芽詩「私は。少なくとも私は、ラヴが今ここにいて本当に嬉しい。」
汰異怪「僕も。ラヴがいなかったら今も奈々達の敵だったかもしんないし〜()」
スフェ「…いや、俺もなんだけど。今やったこと軍には秘密ね」
芽詩「一緒に生きようよ。」
…なんだこいつら、俺がもうすぐ消えるなんて忘れてるみたいに…
汰異怪「言っとくけど、『もう一週間切ってる』じゃなくて『まだ一週間しか切ってない』じゃん?」
汰異怪「やろうと思えば、何でも出来る。」
汰異怪「運命を変えることだって可能だよ。」
また変なこと言って。
運命という名の定めは曲げられないんだよ。
汰異怪「ほら!ラヴはみんなのツッコミ役っていうか〜」
芽詩「お母さんだよ、ラヴかーさん!!((」
スフェ「かーさんねェ…w」
芽詩「じゃあスフェはお父さん(?)」
スフェ「俺女だよ?((」
汰異怪「かーさんいないと始まんないんですわおままごと!!」
ラヴ「……いやかーさんってなんだよ!?」
汰異怪「ラヴくんは結局正直だからツッコミを抑えられないだろ作戦」
ラヴ「なんだよその作戦、俺を舐めてんのか」
スフェ「舐めてる」
芽詩「ペロペロキャンディ」
ラヴ「お前らなぁ!?」
──────ふと微笑んでしまった。
これが「いつものノリ」ってとこだろうか。
こうやって離れられなくなるのを避けるために自分から裏切ったはずなのに。
───俺ってほんとに、馬鹿だよ。
ラヴ「……馬鹿だなぁ」
手に持ったナイフを地面にすっと置く。
それを見て、三人は自然と表情を明るくしていくように見えた。
───俺は飛んだ勘違いをしてたみたいだ。
親友が笑ってくれたならいいと。
暗い顔をさせちゃいけないと。
ラヴ「…なんかもう、ほんとにごめん…」
ぐっと頭を下ろす。
芽詩「よかった……ほんとよかった…!!!」
「ごめん」の返事よりも先に安堵した顔で笑う。
…まぁ、許さないとかいう選択肢ねーよな。
スフェ「おかえり。遅かったね、ご飯冷めちゃったよ」
ラヴ「どういう事?(((」
スフェ「嘘」
ラヴ「だろうな(((」
笑みと喜びが絶えなかった。
汰異怪side
汰異怪「余命の話、だけどさ」
ラヴ「…おうよ?」
汰異怪「…変えれると思う、僕」
ラヴ「お前がそう言うならなんだって付き合ってやるよ。」
…と、ラヴらしい一言。
……それが、嬉しくてたまらなかった。
スフェ「ま、一旦帰ろ。」
芽詩「そだよね、眠い〜〜〜」
汰異怪「…うん、帰ろっか。」
ラヴ「…」
汰異怪「…ラーヴ。」
汰異怪「早く帰ろう。」
ラヴ「…わあってるって!」
また実った笑みが、消えませんように。
_______________________________________
おかえり!!!!!!(発狂)
ラヴさんって、「分かってる」じゃなくて「わあってる」なのいいよね。すこ。(((
最終話間に合いそうです!!!(((
おつぁろ〜んぬ☆
コメント
4件
みんなああああ!!!ラヴさんが笑ったぞぉぉ!! …あれ…おかしいな…目から水が…止まらないんだが…
あー泣く あー泣く(?)