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いちごちゃん!やっほ とても感動したぜッッッ うわぁぁぁぁぁぁぁぁん😭
ちょっともう、最初から自分大号泣ですよ(( もうめっちゃめっちゃ感動しました、 こんな神神作品を作ってくれてありがとうございます(´;ω;`) もう凄い好きです、( ほんとありがとうございます(´;ω;`) 学校帰ってきたらめっちゃいいね押しときます、(´;ω;`)
俺はクラスの人気者
橙くんに告白をした。
そしたらお付き合いすることになって
とても嬉しかったんだ。
でもね
釣り合わないとか
明らかにおかしいとか
色々言われてさ……w
だから
これ以上橙くんが嫌な思いしないよう
橙くんと別れようと思う
君を放課後の教室によびだして
紫『俺と別れてくださいッ……』
君に別れを告げた
そうすると君は目を丸くして
橙『ど、どうして……?』
と、聞いてきた
もちろん
本当のこと言ったら
君は俺と別れてくれない
だから
初めて君に嘘をつく
紫『好きな人が……できたの』
橙『そうなんや……』
君は今にも泣きそうな顔で
俺を見つめる
橙『頼りない彼氏でごめんなッ……(ニコッ』
橙『応援……しとるで』
君は優しい
本当はね
止めてくれるかなって
期待してた
でも、俺の気持ちを優先してくれるかのように
俺の願いを受け入れてくれた。
橙くんが彼氏でよかったよ。
もう……違うけどね…w
橙『最後に……ぎゅってしてええ?』
紫『いーよ(ニコッ』
君は俺の体を抱き寄せて
泣いていたのがわかった
ごめんね
泣かせるなんて最低だね
やっぱり俺なんかつりあわないんだよ
別れて正解だ
今までありがとう。
気づけば俺は
橙くんよりも大粒の涙で泣いていた
橙『どうして……紫くんが泣くんッ?』
紫『うぁッ(ポロポロ』
橙『…(ニコッ』
橙『これで、友達ッ……やな……w』
紫『違うよッ…w(ポロポロ』
橙『えッ……?』
紫『もう、他人……ね(ニコッ』
橙『……』
紫『大好きッ(ポロポロ』
橙『えッ…?(ポロポロ』
紫『ニコッ』
俺はその場を走り去った
教室からは君の泣き声が聞こえる
俺は必死に走って
雨の中
外に飛び出した。
紫『う”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”あ”(ポロポロ』
まだ橙くんと一緒に
もっといろんな所へ
行きたかった
カップルっぽいこともしてみたかった
ふぁーすときすも
ハジメテも
奪って欲しかった
橙くんが全部
初めてが良かったのに
自分の手で終わらせた
恋を
紫『だいすきっ…(ポロポロ』
もう手遅れだ
今更まだ一緒にいたいとか
どうかしてるよッ…
もう雨でびしょ濡れだ
どうしよう
もう、何もしたくない
生きたくない
不意にそう思った
俺はきづいた
道路だって。
目の前にはトラック
なんか……
漫画みたいな展開……w
死ぬのか…俺。
もういいや
全部捨てて全部諦めて
君を愛せてよかった。
大好き。愛してる。
いつまでも
俺はそのまま跳ねられた
飛び散った血が
水たまりに滲む。
誰かの声がする
でも分からない
目の前が何も見えない
さよなら
愛する人よ。
目が覚めると病院にいた
足元には
橙くんが寝ている。
紫『橙くんッ……?』
橙『紫くん……ッ?』
君は俺を抱き寄せて
橙『よかったッよかったぁッ(ポロポロ』
俺も橙くんに手を回し
一緒に泣いた
橙『なぁッ、正直に話してやッ(ポロポロ』
橙『なんで俺より紫くんが泣くんッ?(ポロポロ』
紫『だってぇッ(ポロポロ』
俺は別れようと思った理由を
全部橙くんに話した
橙『ばかっ(ポロポロ』
橙『辛い思いさせてごめんなぁ(ポロポロ』
紫『橙くんは悪くないよッ…(ポロポロ』
橙『もう、別れんからなッ…!(ポロポロ』
紫『うんッ…!(ポロポロ』
君は俺に口付けをした
あぁ、今俺
大好きな人にファーストキスを
されたんだ
橙『ファーストキス、(ニコッ』
紫『ヒグッグスッ(ポロポロ』
橙『ほらほら、泣き止んでや?』
紫『うんッ…(グスッ』
ぎゅ
橙『愛しとる』
橙『世界で1番誰よりもッ(ニコッ』
紫『俺もッ…愛してるッ(ポロポロ』
君を好きになってよかった。