この作品はいかがでしたか?
320
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「彼女が出来たんだ」
「…え?」
※進級前です
※この作品には
冬寧々・彰冬要素少しあります
※類司です
※姿は出ませんが微妙に司に彼女がいます
※ノベル初心者です
「司くん、類くんばいばーい!」
「ああ!気お付けてな!」
「はいはい、お母さんw」
「司ママ〜!ばいばーい♪」
「フフっ司くんお母さん♪」
「誰がいつお前達の母親になった?!」
今日は、いつも通り練習で僕が演出を付けて
司くんの気合いの入った演技をして
寧々が歌声を遠くに響かせ
えむくんがいつも以上に楽しそうに司くん達のことを見守っていた
そして、練習後にえむくん寧々が先に帰り
僕と司くんがステージの最終確認をし
2人でショーの話をしながら帰る
このいつも通り変わらない日常が
僕は 好き
だから…
この想いを隠さなければならない
だって僕は司くんが好き
これはあってはならない感情だ
だって僕と司くんはショー仲間で
演出家と座長
しかも司くんと僕は強い絆で結ばれている
それは愛情では無く友情そのことは
分かっているのに
司くんがどうしよもなく好き
その事を司くんに知られたく無かった
僕は同性愛者、今の時代同性愛が
認められているかもしれないけど…
もし司くんが同性愛者を良いと
思っていなかったら?
そう思うと僕は司くんに想うこの恋心を捨てたかったけど、捨てられないんだ
でも…
君があの事を言ってから……
変わってしまった
「じゃあ最後にステージをオレは見てくるから類はステージ倉庫の鍵をしてめて来てくれ」
「了解したよ」
本当にいつも通りだったのに
「司くん鍵閉め終わったよ」
「ありがとうな、じゃあ着替えて帰るか!」
「うん」
「あ、そういえば類に話したいことがあったんだが…」
「ん?何だい?」
少し顔を赤らめてる?
どうして?
「実はな…」
何で?え?
「オレ…」
「彼女が出来たんだ」
「…え?」
突然だった司くんから発せられた言葉が信じられないどうして?何で?とゆうかいつ付き合ったの?何で僕にいうの?
とにかく理解が追い付かなった
司くんに彼女?どこの誰?
僕の頭の中が混乱してる中司くんが
ずっと何かを話している
聞きたくないその顔を見たくない
そう思った時
これを望んでたんじゃ無いの?
「類?大丈夫か?」
司くんが僕の顔を覗き込む様に
こちらを 見ているどうしたんだい?
「……うん、平気だよ」
「そうか!!」
「司くんって彼女さんがいたんだね」
「まっまあな…///」
「相手はどんな人だい?」
「む?あぁ2人で撮った写真があるが…」
「う〜ん…写真は良いかな1度直接会ってみたいから… 」
「む、そうか…」
彼女と2人で撮った写真?嫌だよ更に諦め切れなくなる
望んでたんじゃ無いの?
「司くん」
「む?」
「僕は…応援しているよ」
「ありがとうな!類!!」
あぁ…その笑顔が痛いくらいに眩しい……
その後は余り覚えていない
僕はいつの間にか僕の部屋のソファに
寝転がっていた
「司くん…」
諦めて良いって思ってるのに…
諦め切れないどうして?
捨てたい…この想いを…
嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ捨てたい嫌だ
壊してしまいたい
本当に…嫌だ……
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コメント
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神代さん?病むのだけは 辞めてくれ…