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しかし、新政府軍もただでは終わらない。西郷が指揮する特殊艦「波動丸」が、最新鋭の速射砲を使い反撃を開始した。
「黒潮軍の増援船を狙え!孤立させろ!」
波動丸から放たれた速射砲の弾幕が黒潮軍の一部艦船を直撃し、次々に沈めていく。
雅也は拳を握りしめながら叫ぶ。
「あいつら、こんな武器持っとったんかい!加藤、何とかしてくれ!」
加藤は余裕の笑みを浮かべたまま、「烈風槍」を取り出した。
「任せろや。こいつの威力、見せてやる。」
烈風槍を掲げると、突如として強風が巻き起こり、新政府軍の艦隊を襲った。その風は船の帆を裂き、敵の狙いを狂わせていく。
黒潮軍の総力戦と、新政府軍の必死の抵抗。戦いは熾烈を極める中、雅也は黒嵐丸の艦長に指示を出した。
「全艦、敵の旗艦を狙え!ここで西郷を沈めれば、戦況は一気に傾く!」
加藤も準備を整え、「閃光弓」を手に取る。
「これで決めるか…。あいつらの目、潰してやるわ。」