テラーノベル
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29
明雷らいと、赤石莉犬、緑山ぷりっつ、紅野ばぁう、水谷Lapis、清水ちぐさ、この6人は、とても仲が良い。
ほぼ毎日の登下校も一緒なほどだ。
今日も、ぞろぞろと登校しているのだが、ある一人がいなかった。
「なんでおらんのやろ〜な??」
らいとが言う。
「うーん…インターホン押しても出なかったしね…。」
莉犬言うと、
「そうだな。。。」
ばぁうが呟く。
「でも、なんで今日に限って…?今日は夏休みの一日前。終業式だぞ。今日さえこれば、もうあとは休みなのにな。」
Lapisが言う。
「「「「「…」」」」」
そう、今日いないのは、ちぐさだった。
皆は首を傾げながら登校した。
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翌日。休みの日だったので、皆はちぐさの家に来た。
インターホンを押す。
♪ピンポーン
『は〜い。あ、君たちは、ちぐさと仲良くさせてもらってる…。ちょっと待っててね。』
出たのは、ちぐさのお母さん(以下、ちぐママ)だ。
ドアが開き、バタバタとこちらへ来る。
「ちぐさが昨日、学校に来なかったんですけど、なんでですか?」
莉犬がちぐママに聞く。
「ああ、それはね…。家の用事があってね。」
(何か隠しとーな)
(だね)
らいとと莉犬はちぐママに問う。
「今日はなんで出てこないんですか?」
「今日は熱を出したから。皆に会わせられないわ。ごめんなさいね。じゃあ、私は看病があるから…。」
ちぐママは逃げるようにして家の中に入っていった。
「絶対なんか隠してるな。」
ばぁうが言う。
「ちょっと調べるか。」
Lapisがそう言って、ちぐさの家に侵入する。
皆も、後に続く。
「いいのかな、勝手に人の家の敷地内に入って…。」
心配そうな口調で莉犬が言う。
「ばれなきゃ大丈夫♪」
ぷりっつが、楽天的に言う。
「その通り。」
Lapisがそう言いながら、ちぐさの家の窓をのぞく。うっすらと声が聞こえてくる。
『本当に、どこへ行ってしまったのかしら…。学校に行ったきり帰ってこないわ。』
『ううん、、警察には連絡したのか?』
『したわ。…今日、ちぐさのお友達が来てたわ。』
『そうか。怪しまれなかったのか?』
『ううん…ばれるのも時間の問題ね。』
『そうだな…。そういえば、今日ポストにこんな手紙が…。』
『見せて。…こっこれは…?!』
『ああ…。ドラマとか漫画とか、本とかに出てくる、脅迫状ってやつか?』
『どうしましょう…。』
『今すぐ警察に連絡をしないとな…。』
「「「「「…」」」」」
「今の、って…。」
静寂を突き破ったのは、莉犬だ。
「ちぐさは、誘拐されたってことか…。」
「ちょっ…。」
「でも、事実だろ。…イチオウ」
Lapisの言葉にぷりっつが動揺する。Lapisも、腑に落ちない感じだ。
「どげんする?」
「…犯人を捕まえて、ちぐさを助ける!」
らいとの問いかけに真っ先に答えたのはばぁうだった。
「でも、敵のアジトの場所とか、わかんないよ?」
莉犬が言う。
「頭脳派Lapis、頼んだ。」
ばぁうがLapisの肩をぽんと叩く。
「…。敵はまだ遠くには行ってないはずだ。ああやって手紙も入れてる。それに、脅迫状だったら、身代金とか、そういうものになる。受け取るために、近くにいる可能性が高い。」
「「「「なるほど…。」」」」
「だから、アジトは空き家、もしくは犯人の自宅の可能性が高い。でも、そこにちぐさがいるかはわからん。」
「何でだ?」
ぷりっつが聞く。
「別の場所に監禁しているかもしれない。仮に犯人が捕まっても、ちぐさが見つからなかったら、情報交換で釈放になる可能性もあるからな。」
「マジか…。」
らいとは声を落とす。
「とりあえず、夏休みだし、近所の人に聞き込みだ。」
「「「「りょーかい!!」」」」
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○o。.あとがき.。o○
はい、新シリーズ一話目は、オドロキだね!(自分で作ったんだけどね(*ノω・*)テヘ)
ということで、続きもお楽しみにね!
コメント
3件
そうなんですよねぇ…。 ごめんね、ちぐちゃん💦
ちぐちゃんがぁ… よし!連れ去ったやつに宣戦布告してくる!
ちぐちゃんが!?!? シキチナイハイッテダイジョウブカナ