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莉犬は、キョロキョロと周りを見渡す。
犬のお散歩をしている人や、近所のおばさんと喋っている人…。いろんな人がいる。
莉犬は、Lapisが言ったことを思い出す。
『いいか?莉犬は、ちぐさの家近辺を、よく観察するんだ。犯人は、できるだけ警察に情報を渡したくないと思うから、ちぐさの家を見張るはずだ。だから、ほぼ毎日ちぐさの家の近くにいる人物をリストアップしてくれ。』
(よし、頑張るんだ!)
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ぷりっつとばぁうは、二手に分かれて近所の人に聞き込みをしていた。
「ちぐさを、昨日か一昨日、見かけませんでした?」
「ちぐちゃんね、う〜ん…最近はあまり見ないわね…ごめんねぇ。」
「そうですか…。」
今のところ、収穫はナシだ。
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らいととLapisは、Lapisの家で地図を広げていた。
Lapisはマーカーを取り出し、ちぐさの家付近に大きくマルを書く。
「多分、ここらへんにいる可能性が高い。」
「なんで?」
「言っただろ?ちぐさの家を見張ってるって。」
「ああ〜。」
「あと、犯人はちぐさの家を知っている人物になる。ポストに手紙を入れてるんだから。」
「なるほど。でも、ちぐさが家を出たときに誘拐してたら、家を知らなかった人でもわかるくね?」
「いや、ちぐさのお母さんが言ってただろ。学校に行ったきり帰ってきてないって。」
「ああ。」
らいとは、その日のことを思い出す。
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「今日も皆で帰ろうぜ!」
らいとは皆にそう言う。
ばぁう、ぷりっつ、莉犬、Lapisは了承したが、ちぐさは違った。
「ごめん、先生に聞きたいことがあるんだ。」
「待っとくよ!」
莉犬はそう言ったが、ちぐさは首を横に振った。
「いや、先に帰っといていいよ。親に心配かけたらだめだし。じゃあ、また明日!」
そう言って、ちぐさは職員室へ向かっていった。
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(そうして、翌日、終業式の日に、ちぐさは姿を消した。つまり、学校から家へ帰る途中で、何かがあったというわけか。)
らいとはそう思うと、Lapisにそのことを伝える。Lapisは、頷きながらこう言った。
「確かに、そういうことになるな。防犯カメラとか、確認できたらいいんだけどな…。」
「いやいや、できるっしょ!」
「?」
「Lapisお前、自分の立場わかっとー?」
「??」
「成績優秀頭脳明晰運動神経抜群生徒もはや先生からも一目置かれている。最高なコンディションじゃんか!」
「???」
「お前が頼めば、せめて学校の防犯カメラなんてちょちょいのちょいやけん、さっさと行くぞ〜!」
「????」
Lapisは首を傾げながら学校に行き―――すんなりと防犯カメラを見ることができた。
「なんで??」
「特別扱いなんだよきっと!!」
「まあ、防犯カメラ見ていいって言われたし…いっか?」
「とりあえず、見よ見よ〜!」
時刻を、ちぐさ以外が帰った所らへんにする。
ぞろぞろと校門を出るのは、ちぐさ以外のメンバーだ。
「おっ俺ら写っとる!」
しばらくすると、ちぐさが出てくる。すると、近くに黒い車が止まる。誰かが出てくる。顔は見えない。
ちぐさとなにかを話している。すると、ちぐさが車に乗り込んだ。そうして、車は走っていった。
「えっ!これって…?」
「ちぐさの意思で乗り込んだってことか…。」
「じゃあ、あの脅迫文は?」
「ちぐさは、騙されたんだよ、きっと。例えば、『君の親御さんが倒れて今病院にいるよ。さあ、早く行こう』とか言ってさ。典型的な誘拐犯と手口の一つだ。」
「でも、普通、知らない人にそう言われて乗るか?車。」
「ちぐさの知り合いだったのかもしれない。」
「なるほどな。」
「すぐに皆に報告しよう。」
Lapisはグループラインを開き、そのことを打つ。
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L<ちぐさは、学校を出た後、黒い車に乗せられた。車の運転者がおそらく犯人。犯人は、ちぐさの知り合いだった可能性が高い
莉<ほんと?!
ば<なんでわかったんだ?
ぷ<確かに
L <学校の防犯カメラを確認した
ぷ<見してもらえたんだな
莉<さすが
ば<一目置かれてるしな
L <皆はどうだ?
莉<こっちは一日目だからまだわかんない
ば<収穫ナシ
ぷ<同じく。でも、黒い車の目撃情報を聞けば、新しい情報がつかめるかも
L <頼む
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そうして、日が暮れるまで調査をした結果。
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ば<黒い車の目撃情報、あったぞ!!
L <ナイス!
莉<どこで目撃されたの?
ば<◯丁目付近だ
ぷ<りょーかい
莉<◯丁目付近って…
L <どうした
ば<どした?
莉<いや、今日ちぐさの家の近くにずっといた犬の散歩の人がいてね、その人について聞き込みしたら、その人、◯丁目に住んでるって。
ば<あやしーな
ぷ<うんうん
莉<でも、犯罪者っぽくないよ。見た目で判断したらだめだけど。ひょろってしてるし。
L <とりあえず、今日は遅いから、明日だ。
ぷ<りょーかい
ば<OK
莉<承知!
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「「ふー。」」
Lapisとらいとは深く息を吐いた。
「手がかり見つけるのに、まる1日…。」
「けっこーやばい。」
「今日はつかれたな。ゆっくり休め。」
「休むわー。」
そうしてらいとはLapisの家を出る。
ふう、とため息をつき、もう暗くなった夜の空を見上げた。
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○o。.あとがき.。o○
続きもぜひ楽しんでね〜!できるだけすぐに出せるようにするね!