苦しそうな声が耳元から聞こえてきて、背中に回された手のぺちぺちという感触を感じて、俺は慌てて、亮平の体をきつく結んでいた腕を離した。
「っぷは…ぁ……」
「ごめん…!嬉しくてつい…」
「ううん、大丈夫、、喜んでくれてよかった…」
ぶわぁっと音がしそうなくらい、耳まで真っ赤にした亮平が、少し下を向いて、また可愛いことを言う。
こんな新婚さんみたいなやり取りに、俺の心は どうしようもなく弾んでしまう。
あぁぁぁ…ずっとこうしてたい。
今日は一日中、亮平と一緒にいたい。
離れたくない。
でも、仕事に穴は開けたくないからと、離れがたそうにカチコチに固まった自分の足を引きずって、玄関の鍵を開けた。
ドアを開ける前に、俺からも亮平にキスすれば、亮平は一層赤く染まって顔を隠してしまった。
覆っているその指までもが、じんわりと赤くなっていくように見えた。
早く帰って、亮平に会いたい。
今日も頑張ろう。
そんなことを考えながら、車のエンジンをかけた。
蓮くんを玄関で見送ったあと、俺は引っ越し作業の続きをするためにリビングへ戻った。
蓮くんが持ってきてくれたテレビの裏にくっついたままの説明書を読みながら、アンテナの接続をする。
洗濯機を回して、新品の布類を洗ってベランダに干す。
まだ細々と残っていた段ボールの中に入っているものを、それぞれの場所にしまっていく。
今までに自分が買った本を五冊単位でまとめて出して、タイトル順に本棚に収めていった。
空になった段ボールは、底のガムテープを剥がして、平たく畳む。
家中に転がった段ボールが、全て平たい板状になったのを確認して、まとめて玄関先に置いておく。
夕方ごろ、使い終わった段ボールを業者さんが回収しに来てくれると言っていたのだ。
蓮くんのものは、一旦箱から出して、一箇所にまとめて置かせてもらった。
蓮くんが帰ってきた時に、どこにしまうかを聞いてから、片付けようと思う。
ひと段落したところで、昨日買い物をした時に出てきたパッケージのフィルムや、ビニール、ラベルシールなどのゴミが入った袋を三つほどまとめて持って、お財布とエコバッグも持って家を出た。
エントランスのそばのゴミ置き場にゴミを捨てて、大きなカゴの蓋を閉める。
燃えるごみは、生ものでなければ前日から出しても良いというルールがあるそうだから、ありがたく入れさせてもらった。
ふぅと息を吐いてから、スーパーへ向かった。
今の時間はお昼前くらい。
自分のお昼ご飯を調達しつつ、夜ご飯の食材を買いに行くのだ。
しばらく歩けばスーパーに到着して、 カゴを抱え、目に入る食材を手に取って行く。
毎日買い物に行けるわけではない。今日のご飯のことも大事だけれど、ある程度の買い溜めが必要になってくるような気がしてきて、野菜売り場でぴたっと止めた自分の足を反転させて、入り口までカートを取りに戻った。
もう一度、生鮮コーナーから順番に見て回って、レタスやトマトなどすぐに食べた方がいい野菜と、少しなら保存しておける根菜をいくつか選ぶ。
お肉数種類を一パックずつと、お魚は鮭の切り身を二食分使えるように四切れ、調味料や即席おかずの素もカゴに入れていった。
卵売り場で、金額と種類を見比べてどれにしようかと悩んでいると、誰かから声を掛けられた。
「んぉ?阿部ちゃん?」
「はい?ぁっ…!向井さん!」
「久しぶりやなぁ!元気しとった?」
「お久しぶりです!おかげさまで、毎日元気です。お買い物ですか?」
「おん、今日は会社休みやから、買い溜めや」
「奇遇ですね、俺もです」
「こまめに買いもん行かれんからなぁ。あ、卵は、阿部ちゃんが今右手に持っとるやつがうまいで」
「こっちですか!ありがとうございます!」
「ええよ。…あ、せや…阿部ちゃん」
「?どうしました?」
「今度、ご飯行かへん?」
「!もちろんです!お誘いいただけて嬉しいです!」
「ほんま?!俺も嬉しいわぁ!ほんなら、連絡先交換せえへん?」
「はい!よいしょっと…」
「お、阿部ちゃんの連絡先これやな。おおきに!あとで連絡さしてもらいます!ほなね!」
突然の出会いは、風のように訪れては、またすぐに去っていった。
向井さんもこの近くに住んでいるって知って、なんだか嬉しかった。
向井さんにおすすめしてもらった卵をカゴにそっと入れて、朝ごはん用の粉末スープを数種類と食パンもカゴに追加して入れて、レジに向かった。
まだ少し慣れないオートロックに苦戦しながらも、家に帰宅してスマホを開くと向井さんから連絡が来ていた。
「さっきはホンマにびっくりしたわ!久しぶりに阿部ちゃんに会えて嬉しかったで!ご飯の日なんやけど、来週の火曜日の夜とか空いとる?」
「ふふっ、元気な人だな」
俺も会えて嬉しかったこと、ご飯の日程は蓮くんにも聞いてからお伝えする旨を返して、食材をしまいにキッチンへ向かった。
一日が過ぎるのはあっという間だ。
夕方に業者さんに段ボールを引き取ってもらって、洗濯物を取り込んでから畳んで仕舞った。他にもあちこち歩き回っては、掃除やら、気になる部分に手を付けて、やっと満足して夜ご飯の準備に取り掛かったときには、もう19時を回っていた。
今日は、オムライスを作ろう。
向井さんおすすめの卵を食べたかった。
お米を研いで、炊飯スイッチを押す。
スープも作ろうと、鍋に水を張って、コンソメキューブを一つ落とした。
角切りにしたにんじんと玉ねぎ、丸々は多過ぎるので缶詰のスイートコーンを半分、一口大のキャベツと細く切ったベーコンも入れて火を通す。
塩と胡椒で味付けをして、ひとまず一品が完成した。
余ったもう半分のスイートコーンは、サラダに使うので、ザルにあけてキッチンの端に置いておいた。
オムライス用の具も刻んでから、冷蔵庫に入れておく。
あとは蓮くんが帰ってくるのを待つだけ。
今日一日をやり切った達成感が、体に実感として広がっていく。
明日からはまたいつも通り仕事だから、職場に着いてから慌てないようにと、明日のやることを手帳に書き込みながら過ごした。
三十分くらい経って、ピコンとスマホから音がして、蓮くんから「今から帰るね」と連絡が来た。
見計らったように、炊飯器から少し高めのお米が炊ける音楽が鳴った。
「気を付けてね」と返事を送ってから、夜ご飯の仕上げに取り掛かろうと立ち上がった。
チキンライスを炒めていると、玄関の方から鍵を開ける音が聞こえてきて、そのあとすぐに、「亮平っ!!ただいま!!!」と元気な声が聞こえてきた。
一度火を止めて声のする方に向かうと、玄関から走ってきた蓮くんが、廊下で俺を抱き締めてくれた。
「ぅおっ!あははっ、蓮くん、おかえり!」
「うん、ただいま。やっと帰って来れた…。はぁ、亮平だ…会いたかった…」
「今日の朝会ったばかりだよ?」
「ううん、毎分毎秒隣にいたい。ずっと抱き締めたかった…亮平の匂い、、落ち着く…」
「んふふ、大袈裟だなぁ。でも、俺も会いたかったよ?」
「ん“っ…すき……」
「もうすぐご飯できるから、中入ろ?」
「ご飯作ってくれたの!?ありがとう!うれしい!」
「いえいえ、お仕事疲れたでしょ?ゆっくりしててね」
仕事が終わってから、急いで帰ってくると、亮平がご飯を作って待ってくれていた。リビングに入ると、今日の朝見た部屋とは全く違う光景がそこには広がっていた。
そこかしこに転がっていたはずのダンボールは一つもなくて、亮平の持ち物はずべて綺麗に本棚や収納の中に収まっていた。
それに、俺の私物も一箇所に綺麗に置かれていて、きっと、俺がどこにしまいたいかを聞こうと、仮の場所に整えておいてくれたんだなと想像できた。
今日一日で家中の片付けをして、疲れてるだろうに夜ご飯まで作ってくれたのかと思うと、亮平の優しさと、要領の良さとに、好きな気持ちが次々に溢れ出していく。
洗面所で手を洗って、寝室で部屋着に着替えてからリビングに戻ると、亮平は絶賛料理の真っ最中だった。
「亮平、手伝えることある?」
「ううん、これ終わったら出来上がりだから大丈夫だよ。もうちょっと待っててね」
「ありがとう」
いつもの如く、手伝いたい気持ちはあったけど、何をしたらいいか分からなくて、大人しくソファーまで戻った。出来上がったタイミングで俺が全部運ぼうと思って、作り終わったのを見逃さないように、亮平の動きをずっと見ていることにした。
じーっと亮平を見ていると、だんだんと、言い表せない優しい気持ちで心がいっぱいになっていった。
壁も仕切りもないアイランド型のキッチンで、亮平は楽しそうにご飯を作っている。美味しそうな匂いにお腹が疼く。亮平の集中する顔と、器用にフライパンを動かすその姿が愛おしくて、可愛くて仕方がない。
ーーふっかさん、岩本くん。アイランド型…最高っす……!
心の中で、二人に感謝しながら、俺はずっと亮平の姿を見ていた。
「できたぁ」
「っ!亮平!俺が運ぶ!」
「いいの?」
「うん、こんなことしかできないけど、少しくらい手伝わせて?」
「ありがとう、優しいね」
「へへ、、わ、オムライスだ!うまそう!」
「久しぶりに食べたくって。それから、その卵、向井さんにおすすめしてもらったの」
「向井さんって、この間会ったラウールの先輩?」
「そうそう!今日偶然スーパーで会ったの。俺がどの卵買おうか迷ってたら、これが美味しいよって教えてくれたの」
ほかほかと湯気を立てているオムライスと、スープとサラダを運びながら亮平と会話を続ける。
久々に聞いた名前に、懐かしい気持ちになりつつも、亮平の話に俺の頭の中は、おめでたいくらいに花をポンポンと咲かせながら飛躍していく。
奥さんみたいな話する亮平…。かわいい…。
俺の奥さん……亮平が…俺の奥さん…ぁぁあああ…すげぇ良い…。
プロポーズいつしようかな。同棲して、いつぐらいがちょうど良いタイミングなんだろう…?ちょっと調べてみよう。あ、そうだ。しょっぴーにも聞いてみよう。しょっぴーはいつオーナーにプロポーズするんだろう?
「…ん、れ、、、くん?蓮くん?」
「っは!ごめん!」
「それでね、向井さんが今度の火曜日の夜にご飯食べない?って誘ってくれたの。蓮くんにも相談してから決めようと思って、まだ正式なお返事はしてないんだけど、行ってきてもいいかな?」
「今度の火曜日?ちょっと待ってね」
「うん」
完全に自分の世界に行っていた思考を呼び戻して、亮平との会話に集中し直すと、今日の間に仲良くなったという向井さんとご飯に行っても良いかという相談を受けた。
丁寧に聞いてくれる優しいところと、誰かと出かける時に断りを入れてくれる真面目さにキュンとしつつ、俺は自分のスケジュールをスマホで確認する。
今度の火曜日は午前中で仕事が終わる日で、午後からは体の自由が効きそうだった。せっかくなら俺も向井さんともっと仲良くなりたかったから、亮平に尋ねてみた。
「それさ、俺も一緒に行ってもいいかな?」
「蓮くんおやすみの日?」
「仕事、午前中までなんだ。午後からはフリーだから、亮平と向井さんが良ければ、俺も一緒に行きたいなって。俺も向井さんと仲良くなりたいし」
「そうなの!ちょっと向井さんに聞いてみるね」
「ありがとう!」
「いえいえ、じゃあ、食べよっか」
「うん!いただきます!!」
「いただきます」
ダイニングテーブルで、亮平と向かい合ってご飯を食べる。
小さな口なのにスプーンいっぱいにご飯を掬って、大きく口を開けて食べていくのが可愛くてしょうがない。亮平の動作一つ一つから目が離せなくて、ずっと見てしまう。
「…蓮くん……穴開いちゃいそう…恥ずかしいから、そんなに見ないで…?」
「ごめん。亮平が可愛くて」
「かわっ…!?…もう……」
亮平は照れているのか、両手でお椀を持ってスープを飲みながら顔を隠してしまった。それすら可愛くて、なおさら亮平に釘付けになってしまって困った。
「亮平、おいしい!俺、ケチャップごはんのオムライス好き!」
「ふふっ、よかったぁ。」
「スープも優しい味がする。亮平みたい」
「ほんと?うれしい」
手を合わせて、二人で「ごちそうさまでした」と言い合った。
この間みたいに二人でお皿を洗って、少しだけ食休みにとソファーでまったりしていたら、向井さんから返事が来たようで、亮平はスマホをタップしていく。
「あ、向井さん蓮くんも一緒なの嬉しいって」
「ほんと?よかった」
「お店、どうしよっか?向井さん、静かで、誰も来なさそうなところがいいんだって…」
「ん?なんかあったのかな?それなら、うちに呼ぶ?そこのスーパーで会ったんでしょ?向井さんもこの近くに住んでるなら、お店に行くよりも楽だろうし…」
「うん、人目が気になっちゃうならその方がいいかもね。…あ、返事来た。」
「なんだって?」
「すごく遠慮はしてるけど、二人がそれでも良いなら、そうしたいって」
「なら、決まりだね。火曜日、楽しみだね」
「うんっ!」
今日も二人でお風呂に入って、お互いの髪を乾かし合う。
温まった体のまま、二人でベッドに入って、亮平を抱き締める。
少し手狭なくらいなのが、やっぱり幸せ。
寝転がるとすぐに亮平の寝息が聞こえてくる。やはり疲れていたのだろう。俺が帰ってくるまで、きっと休まず家のことをやってくれていたのだと思うと、申し訳なさが募る。俺にできる精一杯で、亮平になにかを返したいと思った。
どんなことをしたら喜んでくれるかな、と考えを巡らせていると、次第に自分の瞼が閉じて行くのを感じる。ふわっとする頭で、おやすみのキスをしていなかったことを思い出して、完全に落ちてしまう前に、亮平の額に一つ口付けを落とした。
また朝日が昇って、鳥の鳴き声が聞こえる。
目が開かないまま手探りで亮平の姿を探したけれど、いくら手を伸ばしても亮平の体に俺の手が触れることはなかった。
少し不安になって、バッと飛び起きる。
キョロキョロと寝室を見回して亮平の姿を探す。
どこにもいない…としょぼくれていると、じゅわぁぁぁと何かが焼ける音がキッチンから聞こえてきて、俺はベッドを飛び出した。
「亮平、おはよ」
「ぁ、蓮くん、おはよう。これ出来たら起こしに行こうと思ってたの」
「目玉焼き?美味しそう」
「ふふ、向井さんおすすめの卵、二日目です」
「この卵、本当においしいね。昨日のオムライスもふわふわだった。亮平が料理上手だから、もっと美味しくなるんだろうな」
「ふふ、そう言ってもらえて嬉しい。顔洗ってくる?もう少しかかっちゃうから」
「うん、ありがとう。朝ごはんも楽しみ」
今日は亮平も仕事なのに、早起きして朝ごはんまで作ってくれた。
昨日の疲れは取れているのだろうか。亮平ばかりが家のことをやってくれるなんてことになってしまわないように、俺もできることを見つけて頑張ろうとあちこち見回してみる。
あ、そうだ。わかった。
掃除と、ゴミ出しと、できる日は洗濯もしよう。最初からご飯を作るのは難しいから、そういうところからやってみようと、洗顔フォームを泡立てながら、他にも俺ができることはないかと考えていった。
朝ごはんも食べ終わって、二人で玄関に降りて靴を履く。
「忘れ物ない?」
「うん、大丈夫。亮平は?」
「俺も大丈夫。」
「じゃあ出よっか。あ、亮平」
「うん?」
お互いに、出かける前の確認として、声を掛け合う。
俺は、一つだけ忘れていたことを思い出して、亮平を呼んだ。素直にくるっと俺の方を向いてくれた亮平の右頬に手を添えて、ちゅ…、とゆっくり口付けた。
「今日は、俺から」
「ぁ…ぁ、、、っ」
またりんごみたいに真っ赤になった亮平の手を取って、外に出た。
二人で地下の駐車場がある階までエレベーターで降りて、助手席のドアを開けて亮平を車の中まで導く。駅までで大丈夫と言っていたので、そこまで亮平を乗せて車を走らせた。
「いってらっしゃい。」
「うん。いってきます。送ってくれてありがとう。蓮くんも、いってらっしゃい」
そう言って、ドアを閉めた亮平が駅の改札を抜けて階段を上っていく。
亮平の姿が見えなくなるまで、俺は車もまばらな朝の駅のロータリーでハザードを焚いて、その後ろ姿をずっと見守っていた。
「もう引っ越してから、ずっと幸せなんすよ!!」
「そうみたいね、毎日ニッコニコ。聞かなくてもわかるよ。よかったねぇ」
「ってことで、しょっぴー。プロポーズっていつした方がいいと思いますか?!」
「何が「ってことで」なのか全くわかんねぇけど、したくなったらすりゃーいんじゃねぇの?」
「嫁への愛はいつだって直球!即刻!全力で!が一番いい!」
「同棲…いいなぁ。 」
楽屋に着いてから、昨日ぶりに会ったメンバーのみんなに亮平とどんな生活をしているのかを話していった。もちろん誰からも何も聞かれてはいないのだが、俺は話したくて仕方がなかったから、手始めにふっかさんと岩本くんに、アイランド型をおすすめしてもらったお礼を言った。
ふっかさんは、暇そうに眺めていたスマホから目を離し、電源を消して、俺の話を聞いてくれた。
ふっかさんは聞き上手で、相槌の打ち方がすごく自然だから、いつもついつい話しすぎてしまう。
それでも、ふっかさんは優しいから一つ一つ丁寧に聞いてくれる。
そのうちにみんなも俺の話を聞いてくれていたみたいで、気付けば俺の新生活の話を聞く会が開かれていた。岩本くんは遠くを見ながら、同棲について何かを考えているようだった。
一通り話し終わった後で、しょっぴーにプロポーズのタイミングはいつが一番良いのか、しょっぴーはいつオーナーにプロポーズをするのか質問してみた。
しょっぴーは、
「もうとっくのとうにしてる」
とそれだけ答えて、楽屋の隅っこで昼寝を始めてしまった。
しょっぴーに置き去りにされてしまった俺たちは、「えええええええ!?」と楽屋で大絶叫したのだった。
To Be Continued……………………..
コメント
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楽しい 読み応えあります。 プロポーズ❤️ めめあべ最高です♪
ついにプロポーズ編!?💍🖤💚
オーナーの返事は〜⁉️⁉️❤️