「皆のハートに猫パンチ!どうもそらねこです」いつもの名のりで僕は挨拶をした。正直きみゆめがなくなってめろんぱーかーに加入することには恐れることもあったけどめろんぱーかーはめろんぱーかーでいいところがたくさんある。めろんぱーかーでの生活にも慣れてきて皆とも仲良くなってきた。でも、そんな僕にも悩みだってあるんです。僕は声が女の子に近く「気持ち悪い」とか「女だろ」とか言ってくる人もいました。何よりメンバーからそらちゃんって呼ばれているから女の子って勘違いされることもありますしでもこんな声に生まれたかったわけじゃないんです。僕だって…
あるところに自分の声が嫌いな男の子がいました。その男の子は高い高い学校の屋上から…
目が覚めると男の子は病院にいました。男の子は記憶喪失と判断されます。男の子は一言も喋りませんでした。そこへきみゆめのころからずっと一緒ののっきがそばにやってきました。「そらちゃんが何を抱えてたのかはわかりませんがわたしが気づいてやればよかったです…でも死ななくてほんとに良かった…」辛そうに自分に責任を感じるのっき。でもそんなに言ってくれるのっきのことを知らないそらねこは恐れることしかできなくなっていた。そこに駆けつけたラメリィが泣き崩れてなにも言えなかった。辛すぎて。男の子は一言も喋りませんでした。何もわからない罪悪感で押しつぶされそうになって泣きかけていました。
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