数日後、テストの日
摩浪はいつも通り教室で静かに椅子に座っている
先生「では、始めてください」
先生の合図で紙を裏返す
摩浪『(全部わかる、大丈夫)』
手を止めることなく焦ることなく、ひたすら問題を解いていく
先生「(紅月くん早いわね)」
集中力とスピードが他の生徒の比じゃないため、先生も驚いている
考え込む素振りも一切無い
摩浪『(あーヤバい、結構早めに終わりそう)』
20分経つ頃には解き終わっていた
全テストが終了
女生徒1「アカン、、、、今回はアカン」
男子生徒1「おれもや、手応え無い」
勉強の成果が出た人
そうでは無い人
様々だが、テストが終わったせいだろう全員の表情は晴れきっていた
男子生徒2「でも今から部活や!」
男子生徒3「早よ行こーー」
テスト期間から解放され、それぞれの部活に向かう
女生徒2「摩浪くん!部活見に行っていい?」
摩浪『良いけど、大きな声出さないでよ』
承諾を得た女子達はキャッキャッしている
そんな光景に呆れながら摩浪は部室へ
部室到着
摩浪『お疲れ様です』
北「お疲れさん」
摩浪『テスト終わりましたね』
北「ちゃんと出来たか?」
摩浪『勿論、完璧に』
北「偉いで」
摩浪の頭をそっと撫でる
摩浪『やった テスト後のご褒美(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°』
北「ははっ(´▽`) ‘` ‘` ‘`」
赤木「摩浪ー」
赤木が摩浪の頭をわしゃわしゃする
めっちゃ強い力で
摩浪『わぁー』
赤木「テストどやった?」
摩浪『d(˙꒳˙* )』
赤木「( *ˊᵕˋ)ノエライエライ」
摩浪『あざーす』
着替えて体育館に向かう
摩浪『久々の部活だー』
赤木「面倒いか?」
摩浪『全然、寧ろ楽しいですよ』
赤木「良かった」
女生徒「摩浪くーん!!❤」
摩浪『((((ヾ(*’-’*)』
女生徒「頑張ってー!!❤」
摩浪『はーい 静かにしてて下さいねー』
女生徒「はーい!❤」
赤木「相変わらずモテモテやな〜」
摩浪『モテてませんよ』
赤木「モテとるんやアレは」
摩浪『そうですか』
次々と体育館に人が集まってくる。
銀島「お疲れさんです」
摩浪『お疲れ様です』
赤木「どやったテスト」
銀島「ギリっすね」
宮侑「俺ダメかもです」
テスト明けの部活はいつも通りであった
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