テラーノベル
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今回は「轟家の救い」です。それじゃあレッツラゴー
《ナレーター視点》
緑谷は山に来た。何故山に来たのかは、友達から「明日休日だし、お前山行けよ」と言われ来たのだ
出久「ん〜やっぱり虫が多いね。!あれって…火事!?」
緑谷がそう思っていると、山の奥が火事になっている事に気が付いた緑谷は、その場所へ急いで駆け寄った
出久「はぁはぁはぁ」
その場に着くと、誰かの声が聞こえた
「誰か…助けて……おと……う…..さん….助け….て…..うぅ〜!….」
出久「?っ!燃えてる!?大丈夫ですか!?」
その青年の元に駆け寄った緑谷は気づいた
出久「(荼毘!?)」
ヴィラン連合に入っていた継ぎ接ぎの男…荼毘こと轟燈矢だった
出久「(っと、そんな事言ってる時間ない!)大丈夫ですか!」
燈矢「!?駄目……来ちゃダメ!……..い”っ!」
緑谷はその言葉を気にせず突き進み、燈矢に問いかけた
出久「落ち着いてください!…何故燃えてるのかは分かりませんが、ひとまず落ち着いて下さい!このままだと焼けてしまいます!」
燈矢「そしたら…君も焼ける…..」
出久「っ、大丈夫です!こうなったら…」
緑谷は燈矢を抱えて川に飛び込んだ。そして燈矢から出ていた火は消えた
燈矢「はぁはぁ…ありがとう….って、大丈夫!?やばい…俺のせいで気を失っちゃった!」
緑谷は燈矢の火が消えた後に、暑さに耐えられず気を失い、顔の所に火傷をおってしまった。そして数分経ち…緑谷は目を覚ましたら病院に居た
出久「ここは…」
エンデ「お前は何をしているんだ!」
出久「!この声は…」
緑谷は声を聞きエンデヴァーだと分かり、すぐさまその病室に向かった
エンデ「お前は取り返しのつかない事をしてしまったのに気づいているのか!」
燈矢「っ分かってる!それくらい…」
エンデ「チッこれだから失敗作は」
燈矢「っ!」
燈矢はその言葉で少し暗い顔をした
出久「エンデ…ヴァー…」
エンデ「?お、起きたか」
出久「何してるんですか?貴方は」
エンデ「は?」
出久「だから…貴方は自分の子供に対して何をしているんですかって言ってるんです!」
エンデ「は?なんだよ急に」
燈矢「駄目っ」
緑谷はエンデヴァーに怒鳴り始め、燈矢は止めに入り、冷さんは顔を少し青ざめた
出久「何故貴方はそこにいる自分の子供に酷い事を言うんですか?貴方は何がしたいんですか?自分の子供を苦しめたいのか?」
エンデ「お前には関係なi」
出久「あるに決まってるだろ!」
エンデ「!」
冷&燈矢「っ!」
緑谷はエンデヴァーに怒鳴り、エンデヴァーは緑谷の言葉に炎を少し出し、燈矢と冷は顔を青ざめた
出久「貴方は目の前にいる人を見捨てるのか?そんな事して何になるんですか?そんな事しても自分が後悔するだけだぞ?」
エンデ「五月蝿い」
出久「それに…貴方は見ているんですか?今の奥さんと息子さんの顔を」
エンデ「!チラ」
エンデヴァーは緑谷に言われて冷さんと燈矢の顔見て、目を逸らした
出久「何故目を逸らすんですか?見たでしょう?恐怖に満ちて、貴方を恐れている姿を」
エンデ「…」
出久「貴方の今やっている行為はしては行けない行為何ですよ?分かってます?」
エンデ「五月蝿い…」
出久「自分の家族を苦しめても何も生まれませんよ?」
エンデ「五月蝿い」
出久「少しは考えてm」
エンデ「五月蝿い!」
エンデヴァーはイライラに耐えきれず緑谷に向かって炎を放った…が緑谷は平然と避けた
エンデ「!」
燈矢&冷「!」
出久「貴方の目的は自分で果たして下さい。子供に任せてはなんの意味もありません。それにその人は…失敗作ではありません、ちゃんとしたかっこいい人です」
燈矢「!」
出久「お願いですからエンデヴァー、考え直して下さい。貴方のするべき事は今目の前にあります。無くなって後悔してからでは遅いんです」
エンデ「…..」
出久「貴方はNo.2まで登りつめた強い人なんですよ?僕は貴方を尊敬してます。エンデヴァーファンは貴方のこの姿を見ては失望してしまいますし、何よりファンは貴方自身に頑張って貰いたいんです。なので心を入れ替えて、家族ともう一度やり直せるならやり直して下さい。僕はどんなエンデヴァーでも尊敬しています。なので頑張って下さい」
エンデ「!…」
出久「それでは僕は病室に戻ります」
燈矢「あっ待って!」
出久「?どうしました?」
燈矢「君の親は?」
出久「僕の親は…亡くなりました」
緑谷の親は緑谷が個性結果を言われる5日後に帰らぬ人となった
燈矢「えっ」
出久「僕の親、お母さんしかいなくて、お母さんは僕の為に頑張って働いてくれて育ててくれた、優しい人なんだ。そんなお母さんが、僕が出掛けてる間に、火事になって帰らぬ人となったんだ」
エンデ「!火事…」
燈矢「…火事…」
出久「僕はヒーローになってお母さんの救いになりたかったんだ。貴方が燃えた時だって、お母さんと比べちゃって、動いてたんだ。よく言いますよね?”考えるより先に、体が動いていた”と」
燈矢「!」
出久「僕の話は以上です。なのでエンデヴァーもこのままじゃ、僕のお母さんと同じになり失なってしまいますよ。だから考え直して下さい。それでは」
エンデ「…….」
そして緑谷は自分の病室に戻り際に、病室の端っこうずくまってる小さい子供3人が見えた
出久「(今の僕に言える事は言った。どうかエンデヴァー、道を外さないで下さい)」
ここで終わります。それじゃあじゃあのー
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