俺はメデューサ号の機長兼、看守を務めている。だが、昨年俺の兄、ステイサムが何者かの奇襲により重症を負ったらしい。
ゴルゴン
「その件だが、スティーブ、ワシと取引をしないか?」
スティーブ
「え?取引、ですか?」
ゴルゴン
「あぁ、取引をすれば、治療費をあててやろう」
スティーブ
「そうですか…、考えておきます。」
____そうは言われたけど…やっぱり、自分の力でやった方がいいに決まってる。よし、断ろう。
スティーブ
「すみませんゴルゴン様、あの件の取引は断らせていただきます。」
ゴルゴン
「….そうか。」
スティーブ
「はい、失礼いたします。」
取引、受けた方が良かったのかな。いや、兄貴の為にも自分でやらなきゃ。
ゴルゴン
「スティーブじゃないか。たわないもない話だが、”好きな色は何色だ?”」
スティーブ
「そうですね…特にこだわりは無いですが…
占いが赤だったので赤ですかね。」
ゴルゴン
「そうか、赤だな?」
(ゴルゴンが正体を表す)
スティーブ
「…だ、誰だ!?」
道化師
「スティーブ。お前は計画の邪魔なんだ」
(左胸を刺される)
スティーブ
「あがッ…」
道化師
「…ほら、好きな赤色に染めてやったよ。」
____あれ?ここはどこだ?確か…俺は死んで,..あれ?死んだっけな?俺は生きてるし…
夢かな?
俺はいつもどうりリアムの家に向かい遊びに誘う
スティーブ
「リアム!!散歩しよ!!」
リアム
「…分かった」
スティーブ
「この道沢山花が咲いてて綺麗だね〜!
楽しい」
リアム
「あそこの方に公園があるぞ」
(ステイサムが横を通る)
リアム
(あれ…?あの人、見覚えがある…)
リアム
「ねえ、スティーブ。あの人知ってるか?」
スティーブ
「知らないよ。だあれ?」
リアム
「そっか..見覚えがあって」
スティーブ
「見間違えじゃない?
読んでみる?」
リアム
「うん、」
スティーブ
「すみませーん!」
ステイサム
「どうした?」
スティーブ
「あの、リアムが見覚えあるって..」
リアム
「あの…もしかして..ステイサム…ですか、?」
ステイサム
「…い、いや、知らないな..,…」
スティーブ
「兄貴..?」
そうポツリと呟いた。そしたらそのステイサム?が目に大粒の涙を貯めて
ステイサム
「…うん..そうだよ..兄貴だよ…」
その震えた声はどこか聞き覚えがあった。
俺は訳も分からず兄貴と言ったため、矛盾するように、
スティーブ
「兄貴って誰..?」
ステイサムがどこか悲しい表情をし、
ステイサム
「ごめんね。人違いだったよね」
そういうと俺は声を荒らげて
スティーブ
「いや!人違いなんかじゃないよ!!確かに俺たちは会ったことある!!リアムだって!!」
何故か俺達はステイサムに抱かれていた。
わんわん泣きわめいて兄貴をぎゅうっと抱きしめていた。
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