テラーノベル
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ゲーセンを出た俺達は、やっと本命のカラオケに辿り着く。
蒼生は手際よく受付を済ます。
「うっしゃ、今日は歌い倒すぞ〜!」
「蒼生、恥ずかしいからさっさと部屋番号取れ……」
クスクスと笑っている店員を横目に、俺らは部屋へと向かった。
入って蒼生が真っ先に手に取ったのはマイク……ではなく、その隣のフードオーダー用タブレット。
「じゃあ頼んで食うか」
「何? お前の胃無限なの……」
「だって花かつおの出番ないじゃん」
「いやそれカラオケで登場させる気だったのかよ!」
俺らはドリンクバーに飲み物を注ぎに行くと、早速お互い知っている曲を入れていった。
「おっ、これしゅーの十八番じゃね? 歌いなはれ」
蒼生はそう言ってマイクを俺に差し出す。
「いやいや、この曲高音で早口なやつじゃねーか! それに十八番って言った覚え───」
「始まるよ!しゅった!」
「───」
「おぉ〜たっしゅー歌えてる〜! ふぉー!」
なんで結局歌うことになるんだ! やばいもう喉が───
「うわああぁ柊太大丈夫かぁああ!」
機械音痴な人間
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桜咲かな
609
#学園
大正
5,365
コメント
1件
カラオケ回、めっちゃ良かったわ!ゲーセンからそのまま流れる感じが自然で、蒼生の「まず飯」からの「十八番押し付け」ムーブ、完全に信頼されてる証拠だよな(笑)しゅーも渋々歌い出してるし。最後の「うわああぁ柊太大丈夫かぁああ!」で切れるのがまたニクい。次で喉どうなったか気になるわ〜