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中二の夏
「野田、俺と付き合わね?」
六月の昼休み。
あまりにも軽い告白が私の耳に響く。
嘘コクだという事は知っていた。
声がデカいから話が聞こえてしまったのだ。
『いいよ、これからよろしくね?松田君。』
恋愛感情はないが、
おもしろそうなのでOKしてみた。
初めての彼氏がこんなのでいいのだろうか、
自分でも分からない。
とりあえず
教室の人気者、松田唯翔と付き合う事になった。
放課後
「野田ー!!一緒に帰ろうぜ!」
松田のでかい声が聞こえた。
帰宅部の私は暇だ。
『声でかっ!!てか、なんで?』
「なんでって、彼氏と帰りたくないのかよ! 」
『カップルって一緒に帰るものなの!?』
「とりあえず一緒に帰ろうぜ!」
『はぁ、わかったよ。』
一緒に帰ることになった。
『松田って家ここら辺なの?』
「まあな、てか苗字呼び辞めない?」
『めっちゃ急に距離縮めるじゃん、』
「悪いかよ、!」
『べっつに〜?てか、名前何?』
「俺は唯翔!」
名前は知っていた。
読み方がわからなかっただけで。
『ゆいとね!私はナツ!』
「ナツか、夏好きだったりする?」
『ごめん私夏あんま好きじゃない。』
「そうなのかよ 笑」
「なぁ、今月の二十六日、〇〇公園で祭りあるってよ」
『そうなんだ。』
「だから、一緒に行かね?」
誰とも約束してないなぁ、
『いいよ、約束ね』
と、他にも雑談をして
家に着くところで別れた。
今日は情報量の多い一日だったなぁ。。
新連載すたーと!!!
※創作
コメント
3件
おお、新連載おめでとうございます!「嘘コクだと知ってておもしろそうだからOKする」ナツのスタンス、めっちゃツボりましたわ。まだ恋愛感情はないけど、唯翔のグイグイ来る感じに流されていく空気感がリアルでいいですね。祭りの約束もしたし、これからどう転んでいくのかめっちゃ気になります!続き楽しみにしてます🔥