森、ドレングラドに住まうかなり薄まった上のエルフの末裔。
ゴンドリンで先祖が裏切りの罪を犯し、罰とし末代までここを任された
彼らは選ばれたエルフ、また人間の者と交わり、その何代目かの娘シリウルが一人管理している。彼らは一子しか持っては行けないと定められており、兄弟はいても引き離される。それが辛く、多くの父母は一人の子だけを成す方向を選んだ。
彼女自身は人間の血が色濃く混ざっている為大分寿命は短いが120〜400くらい。
ヌーメノール人は元より寿命を伸ばされたエルロスから血が来ているので、限界まで薄まってもまだ寿命は長い。だが彼女自身は最初のエルフ達からの伴侶がほとんど人間だった為、もう九割ほど人間。結局血なので個人差がある。
シンダーリンを紡ぐことを禁じられており、世界共通の文字や言葉で文字やまじないを紡ぐ。
↓こっから先シルマリルリオンを読んでる人しかわからない裏設定とオリジナルサイドストーリー※読まなくていいです
マイグリンが虫の息で地面に伏していた時に、獣に川辺りまで彼は連れていかれ、火傷をおったまま水に浸かった。
彼は一瞬呻いたが、ヴァラが彼に慈悲を与え、水の加護によって癒される。
その後放浪の民の人の子の娘が、彼を拾い家に連れて帰る。娘には老いた父親しかおらず、大いに喜ばれ迎えられた。
後にこの娘によって癒されたマイグリンは、了解を得てこの娘を娶る。
そして放浪のうちに息子が生まれ、その燃えるような茶髪からマイグリンによってウルセリオンと名付けられた。
ウルセリオンは後に良い戦士となり、放浪の民の内に強き者がいると名を馳せていたが、彼の外形がエルフそのものだった為、リンドンのエルフ達によって同胞だとされその内に迎えられてしまった。
ウルセリオンは父に彼の裏切りの次第と悔いを聞かされていたので戸惑ったが、彼は美しきテレリのティンメネルに会い恋に落ちてしまって、言い難くなってしまった。
ウルセリオンがエルフ達と接するにつれ、彼の父の裏切りによって受けた傷がより鮮明になっていく。彼は強い苦悩の後に、彼らの王ギル=ガラドに自分の出生を打ち明けた。
直ちに彼の父の所在を問われ、家族共々連れてこられた。
ギル=ガラドはマイグリンを前にすると、彼の近しい親族の多くは彼の裏切りによって殺められたために、憎悪にかられ彼を死罪にしようとするが、懸命な者がこれ以上血を流すべきではないとし、せめて生かすことをこうた。
王は苦悶の表情を浮かべたが、マイグリンの身体の酷い熱傷を見止め、彼は受けるべき責め苦は受けているとし正式な追放処分を命令した。
元は裏切りを行った張本人のマイグリン一人にかされるものだったが、
彼と彼を助けた娘エリエルの息子の半エルフ、ウルセリオン(:炎のor熱い、勇敢な、or英雄) が母と共に愛する家族にどこまでも付き添う義務を断固として主張した。
その為一家ぐるみの追放となった。
だがその時由緒正しき家のティンメネル(:きらめく、小さな星、天空)がウルセリオンを愛しており、彼にも愛されている事を告白した。
彼が愛する家族故に付き添うなら、私は彼を愛する者として付き添う義務を申し出、長たちを混乱させた。
その結果とりあえず追放はマイグリン夫妻と子供に執行され、ティンメネルは家族やその他法人の理解を得るまで、その義務は認められないとした。
ティンメネルは懸命に彼を擁護し、家族も法人も全て何も言えなくなるほど徹底的に説明を施し、同行が許された。
ウルセリオンはティンメネルの前途を潰したのをとても悲しんだが、彼女を受け入れた。
この二人の末代が女主人公である。
作中にも詩は出てくるが、あまり関係はない。
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