今回はコットンの過去?です
一応ですがこの子がコットンです。
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僕は元々父親が居ない。いや…居たんだろうけど、顔を見たことがない。
母親は僕を放って男と遊びに行っていて帰ってくる日は殆ど無かった。
借金があるらしい。その為に行ってるんだとか。
家に置いてあるほんの僅かな金で、少ない食料を買って凌いでいた。
僕の見た目は物凄く醜く汚い。もう風呂もいつ入ったか覚えていない。
そして…僕には片目がない。理由は知らないけど。
僕は家に居る意味も無いし家を出たが、居場所もない。その内餓死するに違いない。
生きる甲斐もない。
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いっそこのまま…。
『あのー…』
と云う声が近くで聞こえる。
僕に話しかけているわけではないだろう。
『あの!』
と僕の耳元で云う声が聞こえる。
「うわぁ!?」と僕は吃驚して咄嗟に声を出した。瞑っていた目を開けて目の前を見た。
突然だが、見知らぬ人が僕の前でかがみ込んでる。
『君、大丈夫?自分の所に来なよ!』と手を差し伸べられた。僕は信用ならないが、身を起こしもうどうなってもいいと思い差し伸べる手を握る。
見知らぬ人は純粋な笑顔で僕の手を引く。何処か分からないが目的の場所へと走る。なんだか不思議な気分だ…。
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目的の場所へ着いた。
『ここだよ!』と着いた場所は、映画館だった。
「映画…館…?」と僕は不思議に想い声を出す。
『うん。君には此処でゆる~く働いて貰おうと思って!君の家も用意するからね!』
えっ…?そんないきなり…。僕にできるのかな… 。
「あの…僕にはちゃんと出来るか分かりません…。」
『大丈夫だよ!案内人と人を楽しませる役をして欲しいんだ。君は色合いもピッタリだからね。』と笑顔で言う見知らぬ人。
そうか。僕はポップコーンも作れるし、ピッタリなのかも!
でも、あまり大勢の人は好きじゃない。だけど、行き場所もないし。するしかないよな…。
「やってみます…。」と言ったら微笑んでくれた。…頑張るしかない。
風呂にも入れてもらって服も貰って、飯も食べさせてもらった。こんな贅沢…していいのか?
僕は案内とポップコーン作り、マジックの担当だ。
大勢の人の前で…。緊張でしかない。
学校も小学2年生から行ってなかった。発表等が苦手で、ただ怖い。
「皆さんこんにちは〜、僕はコットンと申します。ポップコーンのお買い上げ有難うございます!上映時間が…13時なので出来上がった後は、c-1に行ってらっしゃいませ〜! 」
…上手く出来ているのだろうか。映画館に来る人々にポップコーンが美味しいと褒めてもらった。
マジックもやった。自信は無いけど。僕は元々牛で、小さい牛にもなれるから…。喜んでもらえる。
『うん!完璧。綺麗な手品だ。』と言われ、自信も付き
これを繰り返し繰り返し…仕事というか、ただ僕がここに居座ってるような気がしてた。
ここに来る前の僕と比べたら、すごく…すごく幸せだと思う。
で、今に至るってワケ。今は友達もちゃんといるよ。映画館には今も居るけどね。今の俺、昔の俺より随分性格悪くなったけど。
↓一応ですが性格↓
モチーフ : ポップコーン、プレゼント、メガホン
サブモチーフ : 牛、エンターテイナー、映画館
【小ネタ・詳細】
髪の毛の部分、足の部分がポップコーン
そこからポップコーンをいつでも食べれるよ
耳の部分、しっぽがメガホン
笑ったり叫んだり怒ったりすると、メガホンがキーンと鳴ります(とてもうるさい)
首輪の部分も鈴+メガホンのようになってます
そこは動くとリンリンと鳴るだけです
コメント
5件
なぜだ…なぜこんなにも素敵で上手い作品が伸びない…… もう…小説も絵も上手いんだからもっと有名になってくれ😭 マジで図々しいかもしれんけどよかったら宣伝とかしてもいいかい''ッッッッ コットン君そんな過去があったのか…!!てかもうキャラデザうますぎ。好き🫶💕