若井「 ………つかれた ….。 」
滉斗がいる部屋のドアをちょっと開けて
こっそり中の様子を見る 。
滉斗は「 ん〜っ 」と手足をぎゅぅっと伸ばして
ソファの上でだら〜んとなってる 。
月城「 ひーろと ….〜 」
若井「 うぁっ 、お疲れ様 …っ!! 」
若井「 おれっ 、お仕事頑張ったよっ! 」
そう言ってソファから立ち上がり手を広げてくる 。
月城「 うん 、頑張ったね 。お疲れ様 」
滉斗のふわふわした髪を手ぐしでとき 、
頭を撫でてあげる 。
若井「 え ……. 」
分かりやすく 、しゅん ..と拗ねた顔をする滉斗 。
___ハグしてあげたほうがよかったかな …?
滉斗には申し訳ないけど気づいてないふり ….。
月城「 今日の仕事何やってたの ? 」
若井「 …… 」
月城「 おーい? 仕事何やってたのー? 」
若井「 …..あ 、ごめん 」
若井「 …今日はM:ZINEの撮影 、と ….雑誌撮影くらい ..、 」
若井「 っ….ぇと …やっぱ 、 ――― 」
月城「 ジュース買ってくるね〜滉斗は何かいる? 」
若井「 ……いらない 」
月城「 そう? じゃあ行ってくるね 」
相変わらず滉斗は寂しそうな顔をしてる 。
帰ったら流石にハグしてあげないと ……。
そう思い 、ドアノブに手をかけた時 ___
ぎゅ ….っ
腰に手を絡まされてがっちりホールドされた 。
若井「 …..ひどい 」
若井「 ご褒美でぎゅぅしてくれるんじゃないの? 」
若井「 おれ 、頑張ったじゃん ….。 」
月城「 ごめんごめん 、意地悪しちゃった 、 」
若井「 ふーんだ …っ 」
そう言って口をきゅっと尖らす 。
すると 、腰周りにあった手がするっと上に伸び 、
一瞬にして服の中に 。
月城「 っちょ ….やめて 〜 笑」
くすぐったくて笑いが溢れると 、今度は腰をさわさわと触る滉斗 。
若井「 いじわる 。こっちだってするもんね 」
___これは意地悪なのか …?
若井「 声出さないでよぉ …..? 」
注意しながらも滉斗の手はどんどん上へと伸びていく 。
月城「 っ …もうジュース買ってくる ….!! 」
無理やり手を退かして 、部屋を走って出た 。
____end.____
コメント
3件
堪らん!好きですわ😍仕事頑張ったご褒美にハグしないと拗ねるとか良すぎる🩷