AM5:00頃 。
珍しく早く目が覚めた私はお腹がキリキリして
トイレに向かおうとする 。
隣に寝ている元貴くんを起こさないように 、
こっそりベッドから立ち上がった 。
途端_____
月城「 …..え っ 」
思わず声が出ちゃった 。
私の目線の先には 、赤い染みがついているシーツ 。
パジャマのズボンを確認すると 、一箇所だけ赤く染まっている 。
月城「 ぅゎぁ ….きょう 、だっけ …..? 」
月城「 っ 、服だけ着替えてこよ …..っ 」
小さく呟いて足音をたてないようにゆっくり歩こうと
後ろを振り返った時 ___
ぎゅ …..っ
誰か ……….
…元貴くんから後ろからハグされた 。
大森「 ……なぁーにしてんの …… 」
耳元で寝ぼけた声で言われて思わずビクッとする 。
……まずい 、バレる ……………っ
月城「 いやっ 、朝ごはん作ろうと思って 」
大森「 そうなの? じゃあお願い 」
そう言って回していた手を外す 。
月城「 ぁっ 、いやっダメ ….っ! 」
焦って少し大きな声が出た 。
一方元貴くんは私のズボンを見て固まってる 。
月城「 …っあ …..もときく ….っ 」
刹那___
自分の向きをくるっと変えられていきなり 、
正面からふわっと抱きしめ 、お腹を優しく撫でる 。
大森「 おなか …いたい 、? 」
月城「 …..っ うん 、ちょっと 」
大森「 ごめんね 、気づけなくって 」
月城「 っや 、元貴くんは謝らないで …..! 」
すると元貴くんはにこっと微笑んでから、ハグを外す 。
大森「 服 、汚れちゃってるから着替えておいで 」
大森「 僕こっちやっとくね 」
シーツの方を見ながら喋る元貴くん 。
気づいて …..たんだ ….。
月城「 大丈夫 、私がやる …! 」
月城「 私が汚しちゃったんだし ….っ 」
大森「 だめ 、お腹いたいいたいの人は座っといて 」
月城「 …..ありがと 、 」
___end.___
コメント
2件
その優しさが神対応✨リアルの身内なんか労わってもくれない。
優しいすぎる🌳くん