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あてんしょん
zm×em でほのぼの
自己満 意味不 下手の三拍子
それでもいい方はどうぞ
em「おはよぉございまぁ〜す…」
zm「うぅ〜…、おはよ…」
同じベッドの上で寝転がりながら、ふわふわの挨拶を交わす2人。
どちらも起きる気はないようで、そのまま色々話をしている。
zm「喉渇いたわ…、emさん、水欲しい…」
em「俺動けない…」
zm「マジかぁ…、じゃ、このままでいっか…」
em「眠ぃ〜…」
zm「それな…」
すると、zmがemに抱きつく。一方のemは、眠気で頭が回っていないせいか普段は赤面するところをいつも通りふるまっている。
em「痛いですよぉ…」
zm「あったかぁ〜い…」
em「そっか…」
zm「なぁ、」
em「何〜?」
zm「なんでもなぁ〜い」
em「そっかぁ」
zmはしばらくemの胸に頭をうずめていたが、いくら休日とはいえもうすぐ昼。さすがに起きなければと体を起こす。
zm「emさん、起きろ〜」
em「起こしてぇ…」
zm「はいはい」
腕をzmの方へ伸ばすem。zmはその細い腕を掴んで優しくベッドから起こす。
2人がベッドの縁に座った時、同時に2人のお腹が鳴った。
em「ご飯、作んなきゃ」
zm「待って、何もない気がする」
em「嘘でしょ!?」
zm「昨日買いに行くの忘れたわ。すまん!」
em「今から行きます…?」
zm「そーしよっか…、なんなら外食でも良くね?、んで帰りにスーパーかなんか寄れば」
em「あ〜、ええな、それ」
zm「じゃ、着替えよっか」
同時にベッドから立ち上がり、目をこすったりあくびをしながらリビングへと向かう。
em「最近さ、2人で出かけること少なかったやんか。なんか、久々でいいですねぇ」
zm「あー、確かに。今度仕事が落ち着いた時に2人でどっか行かへん、?」
em「どこがいいですか?」
zm「なるべく遠いところ。で、飯が美味い」
そうzmが言うと、emは綺麗な指をあごに当てて考えるような素振りを見せる。
em「北海道とか…?」
真剣な顔でzmを見るem。すると、zmはあれこれ想像でもしているようにしばらく黙る。口元がにやりと動くと、いたずらっぽい目をキラキラと輝かせる。
zm「むしろ海外までいっちゃう?」
em「円が安いんよな〜w」
zm「頑張って稼ぐかぁ」
時々笑い声が混ざり、外出の準備をしながら色々な話をする。一度話が盛り上がれば、もう止めることは難しい。
2人は素早く洗面と着替えを済ませる。zmが先に玄関へと向かい、靴を履いてemを待つ。
zm「emさぁ〜ん?まだー?」
em「そろそろやからちょっと待ってー」
靴箱にはたくさんの靴。その中からひときわ、落ち着いていながらも華やかな美しさを持つ靴をemはそっと手にする。昔、zmに誕生日プレゼントとして買ってもらったものだ。
em「ほら、せっかくですから、彼氏から貰ったもの身に付けないと」
嬉しそうに目を細めるem。それを見たzmは満足そうに、そしてemを愛おしむように靴へと視線をやる。
zm「おぉ〜…、やっぱ似合うな…」
em「さすがzmさんのセンス」
zm「さ、行こか。腹減ってマジで耐えられへん」
em「鍵と財布持った?」
zm「多分。まあ、無くてもemさんが何とかしてくれるやろ」
em「ひどないか!?w」
zm「wwwww」
フードを翻して勢いよく昼の白い光に飛び出すzmと、その後を追って慌ただしく鍵を閉めるem。
2人の笑い声は尽きることなく、白昼に広がっていった。
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そういえば、最近やっとドクくら科学を読み始めまして。とはいっても金がなくて2巻までしか買えていないんですが…。
とりあえずヤバい奴ら揃いってのはよくわかります。加茂先生の絵柄大好き。
というわけで、さようなら〜