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ハンター試験前日。この日のハンター協会は大忙しである。ハンター試験で使用する道具や施設、食料や人材の不足やトラブルが無いかの確認をする為、試験管は使用する道、施設等に使う物があるか、試験内容に異なるまたは邪魔になるものが無いかの確認だ。
シルイは現在自信が担当する第5時試験で使用する図書館の本や文具がしっかりと機能を果たしているかの確認、そしてヒントを仕掛けている。
「3つ目のヒントはOK、途中で休憩する用の水分も糖分も大丈夫。後は古めの本やよく貸し出されている本に破れているページが無いかの確認かな」
ゴンゴンッ
__「おーい!」
「?」
ガチャッ
__「あら、居るなら返事しなさいよ」
図書館に入ってきたのは2次試験を担当するメンチさんだ
「あ、すみません」
メンチ「ま、いいわ、さっさと行くわよ」
「ど、何処にですか?」
メンチ「はあ?昼飯に決まってるでしょ、昼メシ!」
「え、嘘もうそんな時間ですか」
メンチ「当たり前でしょ?そこにでっかい時計があるじゃないのよ」
針は12を刺している
「、、、すみませんありがとうございます」
メンチ「さっ!行くわよ」
半ば強引に他の試験管が居る場所へと引っ張られていくシルイであった。
メンチ「あんたって料理出来るの?」
「まあ、、、人並みには」
メンチ「へえ、じゃあ私達のご飯作ってよ!」
「え、えぇ?僕受験生じゃないですよ?」
メンチ「そんぐらい分かってるわよ、まあ罰よ罰、私を呼びにこさせた罰」
「、、、材料と調味料は、、、」
メンチ「材料はあっちの机に大体揃ってるから使って頂戴。調味料はそれぞれキッチンの2段目の引き出しに全部入ってるわ、器具は1段目ね。ボウルとかフライパンは1番下」
「ありがとうございます」
ブハラ「、、、ごめんね」
「いえ」
メンチ「あら、意外といいの作るわね」
「まあ一応そこら辺は出来る方なので」
メンチ「貴方ならきっと化けるわ!どう?今からでも美食ハンターを目指さない?」
「大丈夫ですかね」
メンチ「残念ね」
ブハラ「でもすっごい美味しいよ!これなら午後も頑張れちゃう!」
「なら良かったです」
ー午後ー
んー、取り敢えずは大丈夫そうかな?破れてるのも此処の司書さんに渡したし、文具も使えた。問題用紙に誤字脱字、インクとかでもプリントミスも無し。よし、OKかな?
ー翌日ー
ピロリロリン
「あ、サトツさんからだ」
現在1次試験を終了致しました。
もう時期2次試験が開始致します。
良ければ見に来て下さい。
私は試験会場の3番目に大きな木の右隣に居ます。
「わざわざ位置まで、、、」
気になるし、行こうかな
「サトツさん」
サトツ「来たんですね」
「はい、わざわざ位置までありがとうございます」
サトツ「いえ、お構いなく」
「今は何処までいきましたか?」
サトツ「現在は2次試験が始まって5分程だった位で、受験生は料理に必要な材料の採取に行っています」
「そうですか、ありがとうございます」
見る限りグレイトスタンプを狩ってるね。
お、あの男の子弱点を見つけたのかな、自信満々に向かっていく。
わ、一発で仕留めちゃった、凄いなぁ、、、
、、、ん?キルア、ん?キルア?ん、んん?
あれはキルア?似た殺気だし歩き方も普段の服装に似てるし、ハンター試験受けに来たのか?
え、えぇ?嘘、、、別に受けるのに文句無いけど、家抜け出してきたって事?えぇ、まってよ、?それだと母さんとイルミが面倒くさいんだが、、、
え?
ー飛行船ー
どうしよう、、、どう見てもキルアだ。それととてつもなくやばい事にイルミまでいるじゃあないですか。え、え、、どうしようどうしよう僕平和主義者だし、(暗殺者のクセに)2人がハンター試験受けようが受けまいが、「頑張ってね!」で済ますし、ただ問題は今!そう!今この瞬間!
多分キルアはあれだ、僕がハンター試験関連で家を空けて話を聞いてくれたりしてくれる人が居なくなったからプッツン来て家飛び出て、イルミはその前から外出の予定があったからそれは仕事でハンター試験の予定だと、元々キルアがここに来る事は知らなかった、、、でもこれはあれだ、どっかでキルア戻させる、、、え、えん、えど、どど、どどどどどどうすれば
これはもう、、、
「他人のフリするしかないな」
サトツ「どうしましたか急に」
ー食事中ー
よし、幾ら他人のフリするとは言ってもなー、2人とも身内だし、キルアに莫大なダメージは困るから少しは軽減させないとな、、、
誰か居る。約10m先の右通路、待ち伏せ?にしては殺気醸し出しすぎ、受験生でもこんな阿呆に出すやつはいない。だとしたら、、、ワザと?
「、、、話したいなら出てきて下さい」
__「やっぱりビンゴ♢ 」
、、、うわぁ、、、このままムーンウォークでも何でもいいから帰るべきだったぁ、、、声聞くだけでやばいし、語尾にスペードとか、そもそもどうやって付けてんだ、、、あとふく〜髪も上げてヤバいやつ度アップだしぃ、、、
「何か?」
__「ちょっとお話したくてね♤」
「内容によります」
__「大丈夫、なんて事ない雑談さ♧」
「いいでしょう」
最悪羽交い締め
、、、身長的に羽交い締め無理じゃない?終わった
「要件は何ですか?」
__「そんな急かさなくてもいいじゃないか♤」
「急かしてないです」
__「もしかして焦らすタイプかい?」
「、、、(引」
うわぁ、、、やっぱり着いて行くフリしてムーンウォークか羽交い締めすれば良かったかも、、、
なんだよ焦らすって!
そもそもシたことないわ!
__「まあまあ、ゆっくりいこうじゃないか♢ 」
「はい」
__「僕はヒソカ♤」
「ニーナです」
ヒソカ「ホントに?」
「はい。産まれてこの方嘘をついた事がないので断言できます」
ヒソカ「そ♧ならいっか♡」
堂々と嘘をつくシルイ、逆に尊敬を覚えてしまう程である。
ヒソカ「で、要件は、」
「嫌です」
ヒソカ「、、、♧」
「嫌です」
ヒソカ「そんな2回も言わなくても良くないかい?」
「いいえ、大事な事なので2回言います」
ヒソカ「えー?聞くだけでもいいからさ♢ 」
「嫌です」
ヒソカ「、、、あ♡」
「え、なんなんですが、」
ヒソカ「ううん♤何でもないさ♢ 」
「そうですか、、、」
ヒソカ「うん♡じゃ♤またね♪」
「もう会いません」
ヒソカ「そこは会ってよ♧」
そう言い残し通路の奥へと消えていくヒソカ。
「、、、」
ダダダダダダダッ(走
ゴンゴンゴンゴンゴン!(叩
「サトツさん!開けて!開けてください!」
前話同様、今回も読んで頂きありがとうございました。今回はヒソカとの絡みでした。次回は誰と絡ませましょうか、、、そして今回、
プロフィールいいね1000越え
1話:試験内容は何にしようか50いいね越え
ありがとうございます。これからもマイペースながら投稿していけたらなと思います。
ー次回 5次試験が始まりますー