今回からは私達視点で書きます。敬語がほとんど無くなります!
ガチャ…ドアを開けるとすぐそこに犬が居た。
「どうしたの?」
るながそう声をかけると、犬は
「ワン!」
と吠え、少し進んでは振り返る、少し進んでは振り返るを繰り返し始めたため、
「ついてきて欲しいの?」
るなが聞くと、犬はそうだと言わんばかりに大きく
「ワワン!」
と吠えた。犬が進み出した為、るなは頭の中をハテナでいっぱいにしながら、犬についていった。犬が向かった先は、とある『思い出の場所』だった。
「ここって…」
犬が向かった先はかつてるなも住んでいた『シェアハウス』であった。犬はどんどん進んでくのでじっくり思い出す時間は無かったが、懐かしい景色を目に刻んでいく度、楽しかった皆との思い出がるなの中で蘇って行った。だがるなは不思議に思った。いつも賑やかなメンバーの気配がしない。犬は迷わず進んでゆき、ギリ犬小屋に見えなくもない建物にはいっていった。 なおきりさんがつくったんだろうな〜 と思いながらるなも犬小屋に入って行った。中は丁度いい室温で少し広めであった。犬は何故かあった砂場に肉球をうまく使って、[お前の仲間が危ない。海が戦場になるだろうから、船で援軍を送る。]と書いた。
「えっ。それ大丈夫なんですか?少なくともるなだけじゃ足りません?…あっ、そうだ協力して貰えれば…やってみましょうか!わんちゃん、行きましょ!」
皆、今度はるなが助けますからね。待っててくださいね。 そう意気込み、るなはまずあの人達の所に行った。
コメント
2件
自己紹介とかするといいよ!