あなたお名前は?
「羽村裕美と言います笑っ」
「そう翼と仲良くしてねでも2人っきりはやめてよ」
「母さん…又変な言い方しなくても良いだろ…」
「変な言い方?…」
「講習会あるから行ってきます」
あずみ、茉優が帰ってきたら言っておいてね。
「はーい…」
裕美、
やめなよ…翼お母さん言ってたよね勉強するって言われたから
…そうだね、
勉強したお互いに意識してたが、
待ちなよ飲み物
でも妹さん達
見えたよ。
押したチャイム、
一回鳴った。
茉優お手々洗わないと、
「お姉ちゃん待てようがいする」
そっかインフルが流行ってた。
マスク外してガラガラ、
こんにちわ笑っ
鏡越しに
「誰なの?」
「翼お兄ちゃんのお友達の裕美です笑っ」
「こんにちわ~笑っ」
アハハ名前は?
「茉優です」
「私はあずみ」
「似てないね…」
「裕美妹にいうなよ!!」
「転ばされた」
「何するのよ!」
グラッ
「お兄ちゃん…何してるのよ!」
「裕美頭打ったな?…ごめん大丈夫か?…」
「お兄ちゃん学校は?」
「インフルで休校になった。母さんが講習会に行ったから」
「何時くらいに帰るの」
「おやつあるから食べたら部屋に行けよ」
「わかった笑っ」
起きた?…
私どうしたの?…
手を縛られてた。
ベッドの上に横たわってた。
「ブラウスの谷間からバストが見えてた。母さんより大きい…」
ダメー!!
テレビをかけてたのか!
シュークリームをパクついてた2人、
クリームつけて、
アハハ…
バタバタ!
裕美、
首に手が…
殺さないで……翼君…
涙眼になってた裕美の顔を見たら
「ごめん…」
俺何してるんだ…昔の父さんの顔が浮かんだ…
帰る…
「言わない?…」
「言えないよ…」
靴に履き替えて、
リュックを背負った。
途中で翼の彼女を見かけた。
私は自宅前のマンションの地下の駐車場に停めた。
エレベーターが上がった。
こんにちわ笑っ
「こんにちわさっきの娘お宅のお嬢さん?…」
変な事聞かれた。元気ないから…
「翼のGFですよ」
「見た時停めれば良かったかな…」
チャイム二回鳴らした。
ママだ~
おかえり~笑っ
「茉優、お姉ちゃん、お兄ちゃんは?」
「いるよ。お兄ちゃんママが帰ったよ!」
ドアが開いた。
「おかえり母さん、今日のおかずは?」
「何よ又嘘ついてた?あなた嘘ついてた時必ず今日のおかずはっていうわよね」
「お母さん私は?」
「あなたは変わらないわよ」
グラタン、から揚げよ
「やったー笑っ」
あずみお手伝い出来るわよね。
俺も手伝うって腕まくりしてた
「洗い物でもいいわよ笑っ」
「茉優~仏壇のお水取りかえてね」
「はーい!」
ラジオをかけた私、
臨時ニュースお知らせします。
大通りの交差で追突事故で巻き込まれた。女性2人いました。
「事故多いね母さん」
翼、あなた来年免許とる?…
「まだ良いよ。大学生になるまで時間が長いから」
「そうね」
翼も年頃だからあまり聞かない事にした傷つきやすい年頃、あずみもそうだ。
携帯電話がなった。
誰の?…
ママのだ!
はい。桜井ですが…
すみませんが桜井翼君のお母さんですか?
「そうですよ」
「羽村裕美さん、知ってます?…」
「ちょっとお待ちください!」
「翼、あなた今日お友達と会ってた?」
「いや会ってないよ」
「すみませんが知らないです幸村ひろみさんが来てた事は聞いてますが」
母さん…
片目で合図した