テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
♡5000 ありがとうございます!
side.💜
結局あの日は照の家に泊まらせて貰った。
1つしかないベッドを俺に貸してくれて、
本人は床で寝たらしい。
俺は照に撫でられた安心感で、すぐ寝てしまったが、かなり申し訳ないことをしたかな。
💜「…。」
💚{…ふっか?なにぼーっとしてんの?}
話しかけてくれたのは、小学校から一緒の、阿部亮平。
俺の家庭事情を一番最初に知った人物である。
💜「あー、阿部ちゃん?
ただの考え事。」
💚{…どんな?}
一瞬口が動かなくなる。
でもその後は、驚くほど自然に出てきた。
💜「…この前、久しぶりに泣いた。」
💚{…!}
💜「泣いたあとは、
今までにないくらいに、
素直になれちゃってさ。
ちょっと気持ち悪かった。笑」
💜「…阿部ちゃん?」
返答が返ってこないのがもどかしくて、阿部ちゃんの方を見る。
彼は肩を上下させて笑いに耐えていた。
💚{…んふっ、笑
っだっはは!!!!笑}
💜「なっ、なんだよ!わら」
💚{…ふっか、変わったよね。}
話をきられる。
💚{いつも秘密主義者って感じで、
隠してたのに。
家庭事情は俺が無理矢理、
教えてもらったようなもんだし。}
💚{今は、生きるのがちょっと楽しそう。
部活に行くときとか、笑顔じゃん、笑}
部活…。
俺がその2文字を言われて浮かぶ顔。
そんなの1人しかいなかった。
💚{…素直になったね。
ほんとによかった。}
💜「…そっか。」
💚{ん!じゃあ俺生徒会の仕事あるから!}
阿部ちゃんは去った。
💜「…素直、か。」
別に素直になったつもりはない。
…ポーカーフェイスが、
下手になってきているだけだ。
全部全部、
…照が悪い。
あいつが、俺に優しくっ…する、から。
…苦しさが、紛れなくなってきたじゃん。
junp_Sn-Fk.
1,363
junp_Sn-Fk.
143
酢酸🐣♡🐤
2,309
コメント
3件
💜のばかぁっ!! 💛のおかげや!
うわ、めっちゃ良い回だった…!💜 阿部ちゃんの「変わったよね」って一言、めちゃくちゃ刺さったわ。確かにふっか、前より柔らかくなったというか、生きるのが楽しそうに見えるの、読んでるこっちもなんか嬉しくなっちゃった。 で、最後の「照が悪い」って締め、ずるくない?笑 あいつが優しくするから苦しさが紛れなくなった、って切なさと温かさが混ざってて、何回も読み返したわ。 junp_Sn-Fk.さん、今回も感情の動きが丁寧で、すごく好きなエピソードでした!続きめっちゃ気になる🔥