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side.💛
最近、深澤先輩と話していない。
あの日家に泊めた後から、
深澤先輩は俺と目が合わなくなった。
…なんかしちゃった、かな。
💛『…。』
💜「んはっ、そーだよねぇ、笑」
笑う彼。
…俺のいない所で。笑っている、彼。
俺は胸に黒い靄の様なものが溜まる感覚がした。
俺はこちらにドリンクを取りに来た深澤先輩に話しかける。
そしてドリンクを渡した。
💛『…深澤先輩。はい。』
💜「…っ、
ありがと。」
深澤先輩は受け取った後、すぐに去った。
一時も彼は待ってくれない。
💛『…。』
俺は独りになった。
そして気づく。
💛『…深澤先輩が隣にいるのが、
当たり前だと思ってた。』
自分で呟いたその言葉は、ありえないくらいに俺の心に傷をつけた。
…痛いよ。痛い。
side.💜
「…ふっか、変わったよね。」
だなんて、阿部ちゃんに言われてしまった。
その日から、本能的に照を避けるようになっていた。
💛『…深澤先輩。はい。』
💜「…ありがと。」
ドリンクを渡された時も、軽く礼だけ済ませて別のところに逃げる。
これ以上、
ポーカーフェイスが剥がれてしまわないように。
どんな時でも、貼り付けた笑顔を崩さなかった。
彼の優しさに触れてしまえば、俺はもっと弱くなってしまうから。
弱くなってしまえば、俺は強い自分を取り繕えないから。
…また捨てられる、かもしれないから。
それが、怖くて。
遠くに見える照の顔。
ぼーっとしているようで、きっとなにかを考えている。
その顔はどこか、寂しそうで。
💜「…そんな顔すんなよ、」
ふと声が漏れる。
もっと笑えよ。
もっと誰かと話せよ。
俺といる時より楽しそうにして、俺がお前の人生に要らないって、証明してくれ。
…これ以上、照に狂わされたくないんだよ。
俺は部活を抜け、体育館倉庫へ向かった。
―そこへ独りで向かったのは、初めてだった。
コメント
5件
せんぱぁい? それは、もう狂わされてるってば!
もっと近づけぇ!もっとぉ!!
うわ、今回の話しんどすぎる……! お互いに「避けてる」のに、心の中ではめっちゃ気にしてて、すれ違ってる感じが切なすぎたわ。特に照が「当たり前だと思ってた」って気づくシーンと、深澤先輩の「そんな顔すんなよ」の声、どっちも刺さった。お互いの弱さが怖くて距離を取っちゃうの、リアルでむしゃくしゃするけど応援したくなる🔥 続き気になる!
junp_Sn-Fk.
1,363
junp_Sn-Fk.
143
酢酸🐣♡🐤
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