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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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部活動引退したので、これから投稿増やしていきます!

リクエストできた、ろじはにです!



僕、池田三郎次は今とても機嫌が悪い。

なぜかって?

目の前で繰り広げられてるこの光景のせいだ。

「羽二羽クンは凄いね~。」

「そっそんなことないですよ!」

タカ丸さんに頭を撫でられる僕の恋人。

「ほんと、どっかの誰かさんと違って優しいし!羽二羽先輩、僕も頭なでてもいいですか?」

「いいよ~伊助くん。」

「三郎次、そんなとこにいないでこっちに来たらどうだ?」

久々知先輩が手招きしているが、とても行く気にはなれない。

「僕はここでいいです。」

「そうか?」

「はい。ここのほうが涼しいので。」

「……分かった、気が向いたら来たらいいよ。」

僕が機嫌が悪いのに気づいたのか、久々知先輩は気を使って池の方へと伊助達を誘っていった。

「はぁ、」

姿が見えなくなって思い出されるのは、頭を撫でられて嬉しそうに微笑む羽二羽クン。

僕が撫でた時はあんな顔しないのに。

「三郎次くん。」

いつもやめてって止めてくるのに、

「三郎次くん。」

何でタカ丸さんや伊助ならいいんだよ。

「三郎次くん!」

「っ!羽二羽クン、」

いつの間にか目の前に羽二羽クンがいた。

「もう、さっきから呼んでるのに!」

「ごっごめん、ちょっと考え事してて、」

「もう!」

顔を膨らませて怒る姿が可愛くて、思わず頭を撫でる。

これで拒否されたら、おそらく僕は一生立ち直れない…、

「……?」

いつまでたっても「やめて」という声が上がらない。

羽二羽クンは下を向いていて、覗き込むと、

「……え?」

顔が真っ赤だった。

「羽二羽クン?」

「ぼっ僕もう行くね!三郎次くんも、池に行こうよ、」

そう言って見たことのないスピードで走ってく羽二羽クン。


「……あの顔は反則だろ、」


僕は池の方へと急いだ。

忍たま腐カップリング短編集

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