ヒスイ「……」
md「ッ…💦」
ヒスイ「……どうしたの?ニコ」
md「えッ、えっとッ…(汗)」
ヒスイ「なにか言いたいことがあってわざわざこの遠い植物園まで追ってきたんでしょ?」
ヒスイ「正直…私は幹部としての貴方がそこまで好きじゃないわ」
ヒスイ「殺そうとしたのは…事実…」
md「ぅ゙ッ…」
ヒスイ「でも…”あくまで”それは幹部としての貴方…スッ」
ヒスイ「こうやって個人的に喋っている貴方は幼い子供のようね…ナデ」
md「オレッ…アヤマリタクテッ…」
md「君のッ…タイセツナヒトッ…キズツケチャッテッ…ウルッ…」
ヒスイ「フフッw」
ヒスイ「謝りに来るなんていい子ね…ナデナデ」
ヒスイ「でももう大丈夫よ…貴方は謝りに来た…だからそのままでいなさい」
md「?ッ」
ヒスイ「人にごめんなさいやありがとうって言える人になりなさい…」
ヒスイ「それは人外でも人外じゃなかろうと一緒…」
ヒスイ「ね…?」
md「ウンッ…!」
ヒスイ「じゃあおゆき…私は行かないといけないから…」
md「ひッ…ヒスイッ…は…」
md「ニンゲン…キライ…?」
ヒスイ「……」
ヒスイ「ニコ…」
md「ゾワッ!」
ヒスイ「……じゃあ…御機嫌よう…カツカツ」
md「ぅん…マタネ…」
rd「(はぁ゙~…ぴくとにあの女に会うなって言われたから俺何もやること無くなっちゃったじゃ~ん」
rd「だるぅ゙~…ポリポリ」
rd「ん?」
そこは外の冬景色に反した自然豊かな緑が広がっていた
rd「hus国こんなとこあったっけ…スタスタ」
不思議なことに何故かホッとする気持ちだ
rd「……」
そしてどこかと懐かしい気がした
蝶がふわりふわりと舞い
俺を何処かへと導いていく
rd「どこ行くの~?スタスタ」
蝶は喋ることが出来ない代わりにただ着いてこいとばかりに飛ぶ
rd「へいへーい…」
蝶は少ししてからどこかへ飛んでいってしまった
一体何だったんだろうと思いながら
戻ろうとしたときだった
その瞬間
俺の頭は一瞬だけ真っ白になった
もうこの世界にいないはずの少女の懐かしい声が
優しくて温かいあの声が
rd「バッ!!」
美しい桃色の長い髪の毛
__「ほんとうにッ…?ツー…」
色鮮やかで透き通る緑色の瞳
rd「どうッ…してッ…」
そして青年の約1000年間以上の強い願いが
神の耳に届いて
rd「ルネッッ!!!ダッ!」
ルネ「らだくんッッッ!」
ルネ「らだ君ッ!らだ君ッ!ギュッ!ポロポロ」
rd「もう離さないッ…!ギュッ!」
ルネ「うゎあぁ゙ぁ゙あぁ゙ぁ゙あぁ゙ッ!!(泣)」
rd「会いたかったよッ…」
rd「ルネッ…ニコッ…ポロポロ」
rd「やっとッ…目を覚ましている君にちゃんと言えるッ…」
ルネ「ヒッグッ…!ポロポロ…」
rd「ルネッ…ずっとずっとッ…ギュッ…」
ルネ「ほんとうッ?こんな姿でもッ?」
rd「どんな姿でもッ…!」
ルネ「ッ!!」
ルネ「そっかぁ゙ッ…そっかぁ゙ッ…wグスッ…」
ルネ「私も愛してるよッ…ギュッ…」
もう離さない
二度と
同じ過ちを繰り返さないように
誰も彼らを離すことは出来ない
ヒスイ「……」
ヒスイ「クル…」
ヒスイ「スタスタ…」
tn?「……ニコ」
gr「トントンはッ…今どうなっているッ…!」
tn?「ん?ああ、彼なら一時的に眠っているよ」
tn?「強制的に意識をシャットアウトしたからな」
tn?「まあ…賞味そんな話はどーでもいい…スタスタ」
gr「ッ…」
tn?「私は貴君に用がある…グルッペン・ヒューラー…」
tn?「洗いざらい話してもらうぞ…ジトッ…」
gr「洗いざらいも何もッ…さっき話したことはすべて事実だッ…」
gr「逆を言えば俺は父とヒスイになんの関係があったかは知らないッ…」
tn?「……ジッ…」
gr「ッ…嘘と思うならッ…そう思ってくれても構わないッ…」
gr「だがッ!せめてヒスイを救出させてくれッ!!」
gr「偉そうな言い方かもしれないがッ…!」
tn?「ほう…」
tn?「ただの罪ぼろしであろう」
gr「そうかもしれないッ…でもッ!」
gr「俺は今ッ!!」
gr「あの人と話し合わないとダメなんだッ!!!」
tn?「……」
tn?「はぁ゙…」
tn?「全く…この若造と似て本当に頭が硬いなぁ…w」
tn?「なら私に手を貸せ」
gr「はッ…?」
tn?「私がお前たちの願いを叶えてやる」
tn?「ただし…条件を1つだけ呑み込んでもらうが…それでいいな?」
gr「ッ…承知した……」
tn?「ならば手短に話すぞ、」
tn?「この体で喋るのはせいぜい60分程度だ」
tn?「突っ立っていないで早く話を進めるぞバサッ!」
gr「……分かったッッ!!!」
ヒスイ「……サラ…」
美しい黒い髪は男を虜にするであろう
澄んだ瞳は誰も映さない
ヒスイ「……私も…後一回だけでいいから…」
ヒスイ「大切な誰かに心の底から愛してるって言いたいッッ…ポロポロ…」
ヒスイ「ヒッグッ…」
誰の耳にも聞こえない
彼女の苦悩も
誰にも耳には届いていない
残酷だ
あまりにも酷い世界だ
唯一人の男を除いて…
pk「……」
pk「泣かないで…」
pk「必ず…救ってみせるから…」
pk「俺が…」
pk「君の大切な誰かになってみせるよ…」
pn「ん”~…」
kr「あはは…w」
tr「これいけるぅ゙~?」
sn「でもッ…やるしかないんッ…ですよねッ…」
pn「マジかよぉ゙~…」
そしてもう既に世界が少しずつ…
nk「えッ~?!ガタッ!」
br「nakamuうるさぁ~い」
nk「お前にだけは言われたくないッ!!ってそれどころじゃないッ!!」
sm「どうしたの…nakamu…」
syk/kr「どれどれ…」
nk「こりゃッ…第3次世界対戦の始まりだッ…w」
少しずつ…
憂炎「さぁ…少年少女よ…」
憂炎「ここからは…」
運命の歯車がまた動き出す
憂炎「お前たちは引き立て役だ」
憂炎「この物語は…」
それが絶望か希望かは分からないけど…
ただそこに希望があると信じて…
NEXT➳♡800
コメント
6件
や っ ぱ ヒ ス イ 様 が 1 番 好 k (( 乗 り 換 え 多 す ぎ だ ろ
👍54ぐらいの状態から👍1000までいかせたから無事指が死にました☆
最高です!これからの展開が楽しみすぎます!