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『君と過ごした夏は。』
※”君”には” ”を付けてます
夏休みの出来事だった
ミーン、ミーン、と鳴るセミの鬱陶しい音を聞きながら君に電話を掛けた。
「もしもし」
“「ん?どうした?」”
「海行こうぜ」
“「あー、、いつ?」”
「今」
“「ok、お前んち行くわ」”
「りょ」
ツー、ツー、
少しでも暑さを紛らすためにアイスを食べながらあいつを待つ。
“『おーい、、、!!!』”
お、きたか、そう思いながら食器を洗っている母親に言う。
「多分19時くらいに帰る。いってきます」
母親は『うん。気をつけてね、いってらっしゃい』そう言ってくれた。汗で濡れている手を振っていて、思わず俺も振り返してしまった。
“「今日あちィな」”
「それな。暑すぎ。流石沖縄」
“「冬とかは良いぐらいなのになぁ、、?」”
“「夏は暑すぎ」”
「それな」
“「、、てか水着持ってる?」”
「おう。もちろん」
“「おけ」”
足を動かしながら雑談をしたせいか、すぐに海についてしまった。
海は人はほとんどいなかった。親子連れの方は居たけど、俺らには支障はない。とことん遊ぼうと思う。
「よし!海はいるか!」
“「おう!」”
「ふぅぅぅっっっ!!!」
“「いぇぇぇいいいいいっっっ!!!」”
「暑さ吹っ飛んだわっ!」
“「それな!」”
海はとても冷えていて、時間的にも冷える時間帯だ。まぁ、全然暑いけどな
「なぁ!息何秒まで止めれるか勝負しよーぜ」
“「受けて立つ。」”
「「よーいスタート!」」
現在水の中に顔を入れて息止めチャレンジをしている。まだ余裕。
相手はまだ余裕そう。俺はちょっときつい
もー無理なんだが、てかなんであいつあんな保ってんだよっっ!?
ぷはっ
「はぁ”ー、はぁ”ー、無理、、」
“「ぷはっ、勝ったりー!!」”
「お前なんでこんな行けるんだよっ!!」
“「水泳部なんで」”
「あ、卑怯だ!」
“「相手が悪かったな」”
「ぐぬぬ、」
“「とゆうことでアイス買って来い」”
「はぁ!?無理!」
“「行ってこい」”
「、、圧凄ない、?」
“「で?行ってくんの?」”
「はい」
あー、だるい。なんで俺が、、、そう思いながら歩いていると、とある少女を見つけた
「大丈夫?」
思わずそう声をかけてしまった
〖ぁ、〗
細い声を出した女の子。制服を着ているので、中学生か高校生だろう。
「どうしたの、?」
〖……、〗
ぐー、
お腹の音が聴こえた。
「、なんか食う?」
彼女は頬を赤くしながら頷いてくれた
「分かった。こっちこれる、?」
こくっ
““「いらっしゃいませ」””
「どれ食いたい?」
〖、、、、〗
迷ってる様子を見せた。
「これ、美味しいけど、?」
〖、、?なにこれ、?〗
「かき氷って言うんだよ」
〖かき氷、?〗
「うん。」
「それぞれ味があってね、?いちご味とか、ブルーハワイとか、メロンとか、レモンとか」
〖……、、レモン、?食べたい、〗
「ok」
「すみません、チョコソフトクリーム、ミントアイス、レモン味のかき氷でお願いします」
““「分かりました」””
““「1000円になります。」
「はい。」
““「丁度お預かりします。」””
““「少々お待ちください」””
「はい。」
「ちょっとまってね?」
〖うん、〗
「ちょっと座ろっか」
こくっ
かき氷すら知らないなんて、変わってるな、。
「、、、名前、なんて言うの?」
〖……、〗
「あ、俺は翔太って言うんだ」
〖……、私、百合っていう、〗
「、そっか、」
「、、失礼だけど、年齢は、?」
〖…、高校生、〗
「、、なんで海に一人で居たの、?」
〖…………、、〗
「…、、」
““「おまたせしました」””
「あ、有難う御座います」
あ、どしよ、彼奴も呼ばんとな
「ごめん、ちょっと電話してくるから、先食べといて」
〖、?〗 こくっ、〗
「もしもし」
“「早くぅ」”
「あー、すまんがこっち来い」
“「は?、なんで?」”
「事情があんだよ」
“「はぁ?、、何処?」”
「位置情報送るから来い」
“「おけ」”
“「しょーた?」”
「こっち」
“「ぁ、、?」
此奴誰だよって顔でこっち来てるなぁ、、
“「だれ、?(((ボソッ」
「ちょっとな、(((ボソッ」
〖、??〗
「此奴はな、れんって言うダチ、」
〖、、、うん?〗
「急にゴメンな」
“「よろしく、?」”
〖はい、〗
「あ、れん、この子は百合って言う」
“「おっけー、?」”
「ぁ、食べるか」
“「おう!」”
こくっ、〗
「んー、うまぁ」
“「いいわぁ」”
〖美味しい、、〗
「良かったな」
〖うん、〗
「、、、」
きまず、、そう思いながらソフトクリームを頬張る。相変わらずうまいな、、。
「あー、うまかったわ」
“「さいこー、!」”
〖美味しかった、、、!〗
……、少しは心を開いているのかもしれない、、良かった。 とゆうか、百合はちょっと細身だと思う。腕だって肉がついてなかった。どうしてだろうか、、。
「、、百合は家帰れる?」
〖え、?!ぇ、ぁ、〗
「、?どした、?」
〖男の人に呼び捨てで呼ばれるの初めてで、〗
戸惑っているし、頬も火照っている。ちょっと可愛いな、と思ってしまった。
「ぁ、ごめん、急に呼び捨ては戸惑うよな、、」
〖いや、大丈夫です、〗
“「いちゃいちゃしてんじゃねぇーよ」”
「してないわっ!?」
「、、それで家帰れる?」
〖、、、帰りたくない、〗
「そっか、」
どうするか、家に泊めるのもちょっとあれだし、、母親は仕事だしなぁ、、
“「なぁ、泊めてあげれば?」”
「、、!?は!!」
〖……、出来れば泊めてほしいです、、〗
「色々と問題がありまして、!」
“「別にいいじゃん」”
「良くねぇよ、、?」
〖そんなに、嫌ですかね、〗
悲しそうな目でこちらを見つめる百合。正直言えば全然嫌じゃない。でもJKを大学生の家に泊めるなんていいのだろうか、、
「嫌、ではないよ」
〖、、、〗
またしても悲しそうな目見つめる、、、もう無理だわ、、
「わかったよ、、」
〖本当ですか、、!〗
「うん、」
「もうちょっと遊んでから家行くか、、」
〖はい、!〗
“「普通にいい子だし、顔もいいな!(((ボソッ」”
「まぁ、結構喋るようになったし良かったよ(((ボソッ」
“「そうだな」”
〖あの、すみません、水着ないんで海は入れません、〗
「あー、そっか、足だけ入る?」
〖…、そうします。〗
“「やっぱり時間的にも冷えてるしちょっと寒いね、」”
「もう18時だもんな」
〖……、寒いです、〗
「あー、」
「これ、着る?」
〖え、?〗
「あ、えっと、これ俺着てないし、」
〖着ます、〗
「ん、」
“「時々俺置いていくの止めてくんね、?」”
「あ、ごめん」
〖ごめんなさい、〗
“「大丈夫だけどさ」”
ーーーーーーーーーー
「帰るか」
“「おう。」”
〖楽しかったです、。〗
「そっか」
“「またこよーな!」”
〖、!はい!〗
「れん気をつけろよ」
“「おう」”
〖気をつけてください〗
“「うん、ありがと」”
「じゃ、またな」
“「おう」”
次に続く、、