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⚠️文下手、設定崩壊多々あり。

それでもいいよという方は見てください






「病気じゃないから、私の余命は”確定”してしまっている。…そういうことだろ?」

あぁ、もう彼女は理解してしまったのだ。全てを、理解、してしまった。重たい口を開いて、私はこう告げる。

「……ええ。……その通り、よ。」

彼女は笑った。いや、正確には笑おうとしていた。そう人から見て分かってしまう程には、彼女は笑えていなかった。今までの明るさは、全て演じていたものだったのかもしれない、そう私は思った。自分が死ぬなんて聞かされて、彼女は何を感じたのだろう。そして、余命が幾許も無いのは自分の何よりも大切な野望のせいだと聞いて、何を思ったのだろう。悔しかったに違いない。憎んだに違いない、自分の生まれを。後悔してもどうしようも無いほどの苦しみが、今後待っていると聞いて、無表情で偽れる程、彼女は機械では無かったのだろう。……生まれのせいで、野望のせいで彼女は死ぬ。それが定めと呼ばれる彼女の運命なのだ。……本当に伝えるべきだったのだろうか。はぐらかそうとすればいつでもそう出来た筈だ。いつか治ると嘘を吐くことも、いずれ皆そうなるものなのだと白を切る事も出来た。でも私はそれをしなかったのだ。……正しい、選択だったのだろうか。

「……ありがとな。」

なんで、そんな事が言えるのだろう。

私の頬に涙が伝うのを感じた。

……今一番言って欲しかった言葉を、今一番言って欲しくなかった人が言うなんて……。彼女は笑った。それは迷いの無い、何かを決めた人の笑顔だった。

霧雨魔理沙は、誰よりも美しいニンゲン……

そう、私は感じた。

霧雨魔理沙は普通の人間でした。

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