⚠文下手!!設定崩壊多々あり!!
それでもいい方は見てください。
「あ、あ、……だ、誰か……ッ助け、て…。」
深い深い森の奥。奇妙な茸に色鮮やかな花々。それに加えて大きく根を張った木々が沢山あった。不気味で怪しげな森、「魔法の森」で、私は巨大なバケモノに出会った。茸集めをしていただけだった。そこに角の生えた馬が現れた。私はユニコーン(一角獣)と勘違いしてしまったのだ。私はその馬を追っていたがそれはユニコーンではなかった。「バイコーン(二角獣)」。それが馬の正体だったのだ。森に来てまだ日も浅い。どうしよう。何も、何も分からない。戦うすべもないし。どうしよう。
「助けでぇぇ!!!!誰がァ!!!!!」
人の来ない森の奥深くで、私は力の限り叫んだ。バイコーンが角を突き出し、私に近づいてくる。怖い、怖い。そう思い目を閉じた。……だが、いつまで経っても衝撃を感じない。そっと目を開けると、そこには……紅白の衣装を身にまとった、誰かがいた。丁度そこに日が差して、よく見えなかった。
「……。危ない人間だなぁ。」
紅白の彼女はそう呟いていた。
「……え、あ、あの。」
ありがとう―――と言おうとしたが、もうその瞬間には彼女はいなかった。私は、名前も知らない彼女を探そうと思った。
なんとか森から抜け出して、人里に向かった。そこで聞き込みをしてみる事にしたのだ。人探し、なんて見つかる確率の方が少ないということは、子供ながらに理解はしていた……のに。あっという間に見つかった。彼女は……
教えてもらった道を頼りに、見知らぬ神社を訪れた。立派な神社の割には参拝客がおらず、これは彼女に話しかける好機だと思い、彼女を探した。すぐに見つかった。そして、私は目を奪われた。風になびく艶のある黒髪は、紅白の衣装に良く似合っており、私が見た人間の中で一番美しいと感じた。
「な、なぁ!」
私は思い切って声をかけた。彼女はこちらに見向きもしなかった。が、お構いなく問いかけることにした。
「私は霧雨魔理沙だぜ!お前は?名前!」
そう言うと彼女はこちらをゆっくりと向き…
〖あと18日〗
「霊夢…。」
昨夜はそのまま眠ってしまったらしい。机の上に、紅茶のティーパックが5つほど置いてあった。(恐らくレミリアのお土産だろう)残り時間が少ない私は、今、何をすべきなのだろうか。考えていても、その魔力の使いすぎやらで睡魔が邪魔をしてきた。…私は、何ができるんだろう。私は深い眠りに落ちた。
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