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ーーーある朝、何となく神社へと向かった。
特に何か意味があった訳では無いし、ふと思い立ったから。
手を2回鳴らし、深く礼をする。木の匂いと神社で炊いているであろうお線香のような匂いが香り、何となく祖母の家を思い出した。
願いごとは、ひとつ。
________の_____を
________ように。
。 。 。
鈴。
鈴
鈴の音が耳に届いたと思えば
強風が顔に吹き付け、思わず目を瞑る。
ーー2、3秒たった後、ようやく目を開ける。
すると、目の前に
真っ白なワンピースにを纏った少女が現れた。
「……っ、っ…!?!?」
声にならないカッスカスの声が喉を通った
「だ…だれ、」
ようやく声が出たと思えば情けない、細々とした声になったけど。恐らく、相手には伝わっただろう
「死神」
流水のような、透き通る声で。
彼女は言った
。
「…は…?
死神……??」