テラーノベル
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今回もシンメになってしまったのでゆりゆりです
ベランダの柵に寄りかかり、缶ビールを片手に夜風に当たっていた渡辺。その肩に、ふわりと上質なウールの上着が掛けられた。
「翔太、夜は冷えるよ。中に入ってって言ったはず」
振り返らなくてもわかる。幼馴染の宮舘だ。
生まれた時からずっと同じ道を歩んできた二人。特別な言葉を交わさなくても、お互いの呼吸ひとつ、視線の動きひとつで何を考えているかが分かってしまう、そんな絶対的な関係。
「別に寒くねぇよ。お前が過保護すぎるんだわ」
「嘘つかないで。耳の裏まで赤くなってるよ。ほら、手も冷たい」
宮舘はフッと優しく微笑むと、渡辺の手から缶ビールを取り、代わりに自分の大きな手で渡辺の細い手をそっと包み込んだ。
そして、そのまま自分のコートのポケットへと引き入れる。ポケットの中で、二人の手がぴったりと重なる。
「……涼太」
「なに?」
「お前さ、最近大きなプロジェクト任されて、仕事詰めだろ。……ちゃんと寝てんのかよ。無理、すんなよ」
ぶっきらぼうで、そっぽを向いたままの渡辺。しかし、その言葉の裏には、宮舘の体を本気で心配する深い愛情が隠れている。
宮舘はその不器用な優しさが愛おしくてたまらなかった。
「翔太に心配されるなんて、俺もまだまだだな」
「なんだよ、人がせっかく心配してやってんのに……」
拗ねたように唇を尖らせる渡辺。宮舘は限界だった。
ポケットの中の手を引き寄せ、渡辺の華奢な体を自分の胸へと強く抱きしめた。
「おい、誰が見てるか……っ」
「誰も見てないよ。このハウスのベランダは、俺たちだけの特等席だし」
宮舘の胸に顔を埋める形になった渡辺は、最初は「離せ」と抵抗していたものの、宮舘の心臓の力強い鼓動を耳にするうちに、静かに諦めてその体に身を委ねた。
幼馴染という関係は、時として恋人へのステップを難しくさせる。けれど、二人の間にある絆は、誰よりも深く、誰よりも熱い。
「翔太がこうして待っていてくれるから、俺はどんな戦場でも勝って戻ってこられんの」
「……バカ。……早く部屋、行こ。お前、疲れてんだろ」
耳まで真っ赤にした渡辺が、宮舘のシャツの裾をぎゅっと引っ張る。
宮舘はその最高の誘い文句に目を細め、渡辺の額に優しいキスを落とすと、そっと部屋の明かりを消すために歩き出した。
物語が早いねぇ!
助かる!
みんなもこの話が栄養だったら
win-winだね!
んじゃーねー
#政略結婚
クリオネ?
818
#Snow Man
fura
5,952
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コメント
1件
みぅだよ〜🤍 第4話読了! もう、この空気感…たまらんかった…!夜のベランダ、冷えた空気の中での温度差がすごくて。「耳の裏まで赤くなってるよ」って宮舘の優しさがズルいし、そっけないけど心配してる渡辺も可愛すぎるよ…! ポケットの中で手を重ねるシーン、心臓ぎゅってなった。幼馴染で、お互いの呼吸でわかる関係って、めちゃくちゃ深い絆だよね。最後の「早く部屋、行こ」で渡辺がシャツの裾引っ張るところ、萌え死に寸前でした…! 展開早くて助かるって思ったよ!この作品が栄養って、本当にその通り!次も楽しみにしてるね🌙