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第5章 夜
消灯。
寝息。
静寂。
ENTPは目を閉じている。
でも眠っていない。
かすかな電子音。
カチ、と何かが開く音。
薄目で見る。
壁際。
ISFJの後ろ姿。
小さなパネル。
青い光。
ENTP(心の声)
“やっぱり。”
ISFJの指が素早く動く。
画面に何かのデータ。
名前のリスト。
ENTPは動かない。
証拠が必要。
今はまだ。
⸻
翌朝。
ENTPはいつも通り明るい。
ENTP:「おはよ〜!今日も投票日和だね☆」
ENFP:「やめてよその言い方!」
笑いが少し戻る。
でも。
INTJがENTPを見ている。
INTJ:「何か掴んだな。」
ENTPはニヤっとする。
ENTP:「さあね?」
視線が交差する。
INTJは理解する。
“こいつは気づいてる。”
⸻
そのとき。
スクリーンが光る。
『第2回投票を開始します』
ざわめき。
ISFJは静かに全員を見る。
その目は優しい。
でも。
心の奥では、決意が固まっている。
ISFJ(心の声)
“この人は危ない。”
画面に表示される次の候補。
ENTP。
そして。
ENTPもまた、確信していた。
ENTP(心の声)
“黒幕はお前だ。”
二人の間に、静かな火花が散る。