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「うわ なにあれ」
「やば」
「きも」
「あーあの子知ってる 5年3組の……」
「ゆうれい」
わたしの名前は神木らら あだ名は「ゆうれい」
「なんなの あの髪」
「生まれてから一度も切ったことないらしいよ」
「なんか気持ち悪くない?」
「シッ!聞こえるよ」
全部聞こえてます……
わたしはこの長い髪はどうやら気持ち悪いみたい
「ニャーン」
あ
初めて見る猫……かわいい……
まって……
「いたたたたた……」
「はっ!!」
「だ 大丈夫……っ!?ケガは……っ!?」
「ごめんなさい髪の毛でちゃんと前が見えなくて……」
「髪……」
「痛かったけど許す」
「そのかわり」
「僕のヘアアレンジモデルになってよ……!!」
!?
「へ〜神木ららって言うんだー じゃあららって呼んじゃおー」
「あ僕のことは留希って呼んでいいからねー」
「……ハイ」
なんだか変なことになってしまった……
「同い年なんだから敬語やめよ〜」
どうしよう
「いやーでもほんとに髪長いよねーここまで伸ばすの何年かかったの?」
わたしこういうの
「どこまで伸ばす予定なのー?」
すごく苦手
「〰〰っ」
「ごめんわたしやっぱり……」
「え」
「これ……お花……?」
「そこのうちの花壇から拝借しましたっ☆」
「見て見てあの子かわいい♡」
「ラプンツェルみたい」
「ラプンツェルってお姫様の……?」
「ららのことだよ」
「ゆうれいのわたしがお姫様……?」
「なにこれ魔法?」
「そう!魔法!美容師って魔法使いなんだ!」