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これは、大人気アーティスト、Mrs. GREEN APPLEの裏の顔。









カクシゴトとは、一体?






































それは、他愛もない、いつも通りの平和な日常を送っていた時のおはなし。



大森と若井は、いつものようにミセスのリハの後に家に集まる。



その家は決まって若井の家。椅子にかけっぱなしの上着、出しっぱなしの漫画、綺麗にされたギターにアンプ。大きなテレビに、お洒落な机。どれも、見慣れた光景だった。




m「ただいま〜」


h「いや、ここ元貴の家じゃないでしょ笑」


m「え〜?もう第2の家みたいなもんでしょ」




そう、冗談を交えながら家にあがる。

手にはコンビニの袋。おつまみと缶ビールが何本か入っていた。


大森は慣れた手つきで机に袋の中身を出す。勝手に冷蔵庫をあけ、調味料を漁る。



m「よし、準備終わり!!!ということで……かんぱ〜い!!」


h「かんぱい」


同時にグビっとビールを飲んだ。毎回こうして同じビールを飲むのに、なんだか毎回違う味に感じる。




















もう何時間経っただろうか?大森も若井もだいぶ酔いが回ってきた。

だが、大森のほうが……



m「んへへぇ、……♪おさけおいし、ぃ……♪」



明らかに、酔っている。いつものあの、ふざけている中にある真面目さは、微塵も感じられなかった。あの繊細な大森が、自分の飲める量を見誤るなんて。一体どういうことだろうか?




h「こら、元貴。飲みすぎ。もうダメです!」


m「あぁ、!!! おれのおさけ!かえして!!」


h「返しません!!!!!」


m「ひどいぃーっ!!」





大森の動作ひとつひとつが、酔いでぜんぶスローになっていた。反応もまるで遠くにいるみたいに、少したってから反応する。いつもあんだけ即答するくせして。



h「元貴?」




m「…んあ、……なあにぃ、?」



h「やっと返事した笑ポテチあるけど、元貴食べる?」




m「…たべるぅ!!」


h「はいよ笑」






そんな会話 を、ずっと続ける。若井は、 それが楽しかった。

もし、お酒の力だったとしても。大森が笑顔で構ってくれる、その時間が宝物だった。



この時間が、いつか壊れてしまうかもしれないから。



今、大森が横で笑っている事実を毎日毎日噛み締めて生きていく。


それが、若井にできる精一杯の我慢だった。




























「ねえ、元貴。俺たちって、”トモダチ”だよな」







何気なく投げたその言葉は、大森の耳には届かなかった。










若井はその言葉を、大事に、壊さないように、心の奥にしまいこんだ。







































h「ちょっと元貴、もう寝なよ。流石に酔いすぎ。」


m「ん〜……」



若井はなんなんだ?と思いながらも、大森から目線を外さない。というか、外せない。


その時、大森が若井の肩に頭を預けた。



m「一緒、ねよ………なんか、さみしい」



若井は一瞬、もう言ってしまおうかと思った。 でもその考えは直ぐに飛んでいく。



h「はいはい。一緒に寝たげるから、いくよ」



m「……はぁい、…」



大森は、一瞬。ほんの一瞬だけ、若井に気づかれないように、悔しそうな表情をした。






























朝、洗面台の前に2人並んで立つ。


若井の家には、いつ泊まってもいいように、大森専用の歯ブラシが置かれていた。


ふたりして寝癖がつきまくってて、大森は半分寝ながら歯を磨いていた。


h「元貴、ちゃんと歯磨きな?歯ブラシ落ちるよ」


m「ん〜………わかってる……」






大森は、いつも朝起きてすぐに自分の家に帰る。だが、今日は違った。


今日は、レコーディングの日と被っていたのだ。 レコーディング現場は、若井の家からは近く、大森の家からは遠かった。

そこで、大森は思いつく。家、帰んなくてもいいんじゃね?と。荷物は揃っているし、後は着替えるだけじゃん、と。


そこで、大森はひとつの問題にぶつかる。



……【着替える】…?



いや、どうやって。自分の服は、現在洗濯機の中。いつも泊まるからパジャマはあるが、ちゃんとした洋服は置いていないことに気づく。




m「帰んなきゃか…?えぇ、…めんどくさ…」












悩みに悩んだ末、最適解にたどり着く。









《彼シャツすれば》

︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎若井に借りれば   いいんだ、と。






大森は、気兼ねなく言う。






m「ねぇー若井、家帰るのダルいから洋服貸してー。なんでもいいから!」



h「…え?」











その言葉は、静かに若井の心を貫いていた。





























見てくれてありがとうございますっ

初ノベルなので変だったかもしれません!!

なにかご指摘あればなんでも言ってください!

次回、お楽しみに!!

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