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たいち
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11件
しょた💙 気持ち切替えて、もっかいお願いするのだ!! (怖いケド)あべちゃ💚に!!
この会話親近感あると思ったら友達に怒られる私でした。 阿部ちゃん、私に勉強教えてください😭このままじゃ高校行けん( º дº)<キエェェェエエェェェ
私にも💚ちゃんみたいなイイ人が 近くにいればなぁっ....😭
期末テスト前――
渡辺翔太、絶賛単位危機中。
先生「渡辺、このままだと留年だからな」
💙「……はぁ」
頭をぐしゃぐしゃ掻く。
さすがにまずい。
このままじゃ、 本当に卒業できない。
──────────────
放課後。
珍しく、
渡辺の方から阿部を呼び止めた。
💙「……おい」
💚「なに?」
💙「勉強……教えろ」
💚「……」
阿部が目を丸くする。
💙「なんだよ」
💚「いや、だって」
💚「翔太から頼んでくるなんて、雪降るかと思った」
💙「はぁ…??」
💚「ふふ」
久しぶりに見る、
少し機嫌の良さそうな笑顔。
💚「いいよ」
💚「じゃあ放課後またここで」
──────────────
放課後――
💚「ここ重要、マーカー引いて?」
💚「これは、こう考える」
💙「んー……」
💚「聞いてる?」
💙「聞いてるって」
けれど、
10分後にはもう集中が切れていた。
ペンを回し始め、
椅子にもたれ、
ついには窓の外を眺め始める。
💚「翔太」
💙「んー?」
💚「手止まってる」
💙「……眠い」
💚「は?」
💙「お前の説明、子守唄みたい」
💚「ぶっ飛ばすよ?」
💙「こわ〜」
へらっと笑う渡辺。
阿部は深くため息をついた。
それでも、 なんとか教え続ける。
けれど――
三十分後。
💙「……ん」
完全にうとうとし始めていた。
カクン、と頭が落ちる。
💚「……おい」
💙「んー……?」
💚「お前やる気あんの?」
💙「あるって……」
空気が変わる。
いつもの、 目の笑っていない顔。
💙(……まずい、)
💚「……はぁ」
💚「卒業したくねぇの?」
💙「そりゃしたいけど……」
💚「けど何?」
💚「眠い?」
💚「ダルい?」
💚「そんな甘ったれたこと言ってるから今こうなってんじゃん」
💙「……っ」
💚「俺、お前の親じゃないんだけど」
💚「やる気ないなら帰れば?」
💙「……」
💚「ていうか」
💚「もう一年やれば?」
ガタンッ
阿部が勢いよく机を叩いた。
💚「帰る」
生徒会室が静まり返る。
💙「おい……」
💚「なに?」
阿部の冷たい視線に、 言葉が詰まる。
そのまま部屋を出ていった。
──────────────
それからだった。
教室で目が合っても、
阿部は、
すぐ視線を逸らすようになった。
💙「……」
前までは、
うざいくらい構ってきたくせに。
廊下ですれ違っても、
💚「……」
何も言わず通り過ぎる。
💙(なんなんだよ……)
胸の奥が、
妙にざわつく。
怒ってるなら、
いつもみたいに嫌味言ってくればいいのに。
無視される方がずっと苦しかった。
つづく。