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黄side
「あっきい!あっきい!はやく〜!」
「待ってよ、!“〇〇ちゃん!”」
ーなんだっけ、これ。俺がまだ小さいときで、近所に住んでて…でも、この子の名前ってなんだっけ、?俺はこの子のこと知らない。覚えてない。でも、忘れてはいけない気がする。それぐらい…それぐらい、大事な人ってこと?
パチッ、
そう。いつもこの夢を見たあと俺は涙を流している。なんでだろう。ネットで調べたところストレスや不安症状があるときに夢の俺が泣いてくれるらしい。でも、あり得ない。クラスの奴らに何をされているわけでもなく、ただ自分のために動いている奴がストレスや不安など抱えているなんて。…過去の俺が泣いてる?あの頃の自分はまだ明るかったはずだ。なのに、それが隠すようになったのは、、?思い出せそうなのに思い出せない。こんなにもどかしいことはないな。ーもう1回会ってみたいな、名前も分からない。綺麗な瞳をしているあの子に。