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?「いってきまーす」
母「はーい!気をつけてね〜」
こんにちは。僕は朝明 彩花。
こんな名前ですが、一応男です。
現在、学校に登校中。
ガラガラ
??「あ、彩ちゃん、おはよぉ」
彩「だからその呼び方やめろって言ってんだろ?藤澤」
藤「わりぃわりぃw」
こいつは藤澤妃乃。僕と同じ二軍。よく僕の名前いじりをしてくる。
こういう時は、、
彩「はぁ、、おはよう。妃ちゃん♡」
藤「あ!やめろよ、その呼び方!」
彩「ww」
毎日こんな掛け合いをしていて、なんだかんだ学校で楽しくやってる。
が、、1つこの学校のストレスを抱えることがある。
その原因は─…
廊下))キャー♡
藤「あ、来やがったな、、」
彩「うわ〜…」
藤「俺、自席帰るわ、、、」
彩「あ、おい!逃げんなよ!」
ガラガラ
ギャーッ!!♡♡
教室には絶叫に近い叫び声が響いた。
毎朝これだ。正直言ってやめて欲しい。と、ほとんどの教師が思っているだろう。もちろん、僕ら男子も。
???「おはよう。」
))ギャーッ♡♡♡!!
そいつが微笑んで挨拶するだけでこれだ。
???「朝明もおはよ」
はぁ、そう、これが僕のストレスの原因。学校1、いや、この街1と言っていい程のイケメン、神明 天音だ。
名前の通り、神のように陰キャにも優しく、明るい性格で、天使のような美しさと、綺麗な音色のような声をもつ。
つまり、神が作り出した最高傑作という訳だ。
こいつを一目見ようと、ほかの街や学校から人が集まるくらいだ。
そんなヤツが学校にいたら女子は喜び、男子は嘆き、嫌がるだろう。
僕もその1人だ。
しかも、僕が何をしたと言うのか、こいつの席の前なのだ。
…あれ?なんかこいつ、だんだん顔が赤く…熱か?
神「…あの〜、朝明?」
彩「?なんですか?」
神「そんなに見つめらると、その、照れるんだけど///」
彩「え?あ、ごめん」
じゃあ大人しく夕飯でも考えてるか。
神「あ、いや、その、そんな気を使わせたかったわけじゃ―…」
「天音く〜ん♡」
神「あ、うん、どうしたの?」
さすが王子。女子が放っておかないね〜
てか一限なんだっけ?
ガラガラ
先生「おーい、席つけー。ホームルーム始めるぞ」
〜六限目・体育〜
先生「今日は雨で外に出れなくて体育館だから2人組組んで体づくりな〜」
彩「…まじかよ……」
終わったと思った。理由はただ1つ。
唯一の友達。藤澤が「数学だりぃから早退するわ」とか言って仮病を使ってマジで早退しやがったからだ。
彩「どうしよ…」
やばい、周りどんどん2人組つくってるし、、
このままだと体育教師のガチムチと組む事になってしまう。それだと僕の体力が持たない!
神「ねぇ、よかったら一緒に組まない?」
彩「は…」
〜続く〜